農協月へ行く (角川文庫 緑 305-14)

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著者 : 筒井康隆
  • KADOKAWA (1979年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041305140

農協月へ行く (角川文庫 緑 305-14)の感想・レビュー・書評

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  • 筒井康隆ワールドは、まさに奇想天外。7短編それぞれパターンが異なるが、どれもここまで書いていいのかと思うような思わずいやな感じがする愚劣さや悪行を描く。タブーに挑戦して本来表にださない人のもつ悪魔的な面を出した様子を描いている。

  • 「農協月へ行く」
    農協のおかげで宇宙人との第一接触は犠牲者ひとりに収まるし
    宇宙に神がいなくたって月に神社ぐらい建つだろう
    むかつく

    「日本以外全部沈没」
    日本以外全部沈没した世界の片隅で
    もはや人類に綺麗事いってる余裕はなかった
    人間を冒涜している

    「経理課長の放送」
    全編放送事故
    ひどい

    「信仰性遅感症」
    宗教とは暗示である
    ろくでもない

    「自殺悲願」
    自殺しようとするのに死ねない小説家の話
    三島由紀夫の「命売ります」に似ている…しかも美しくない

    「ホルモン」
    失敗を繰り返しながらもホルモン注射で進化の道を歩む人類の歴史
    神を冒涜している

    「村井長庵」
    勧善懲悪の時代劇
    サイコパスの欲張り爺さんが無責任な暴君として島に君臨するが
    やりすぎて自滅する
    しかしこの世はやったもん勝ちやぞ、ってこのバカ!

  • 短編集だが、今書いたら炎上しそうな話ばかり。全話女を犯す描写あり、若干マッチョイズムも透けて見えるか。話自体のおもしろさはそこそこ、農協のが比較的あたりだった。

  • 【自殺が自死なんて簡単な言葉になったら】

    マイナスな方へグイグイ引っ張られてしまって頭が痛い。筒井さんの話は好きだけれど理解には程遠くて、星さんが読みたくなる。

  • 配置場所:摂枚文庫
    請求記号:913.6||T
    資料ID:95970289

  • 7つ短編が収録されていますが「農協月へ行く」のみしか読んでいないためそれの感想です。あしからず。

    一条ゆかりの「有閑倶楽部」の登場人物である剣菱万作のモデルになったと知り興味を持って読みました。万作ファンは必読かと。
    ストーリーに関してはまぁ、もうお腹いっぱい(笑)といった感じで小説ギライの身としては早く終われ!な作品でした。初めて筒井作品を読んだのですが、実は純文学を書いていらっしゃる人だと思い込んでいたのでびっくりしました

  • よくこんな、めちゃくちゃな性格の人物を作れるなあと。ブラックすぎて刺激がつよすぎだっ

  • 筒井康隆は色んな色を持っていてすごいなぁ。

  • 面白可笑しい短編小説集。
    笑いにあふれている作品ですが,
    かなりブラックユーモアがきいています。
    人間の欲,特に日本人の欲について,
    外の作家が書きたがらない,本音の本音の部分をガンガン書いておられます。

  • 「経理課長の放送」
    「村井長庵」:ある問題が発生したときに、人は根本原因ではなく、根本原因が表出する要因を叩く

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