心狸学・社怪学 (角川文庫 緑 305-18)

著者 :
  • KADOKAWA
3.51
  • (24)
  • (21)
  • (76)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 344
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041305188

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ばかばかしすぎて失笑通り越してあきれ果てることしきり。逆にここまで突き抜けるとすごいけど
    これを文章にしてなんの問題もないのか心配になってくるほどに
    えげつない。
    何か悩んで行き詰まったときに
    威力を発揮するかも。

    臓器移植を動物でやったり
    あり得ないロボット、下ネタもここまでくると怒る気力もなくなってくるような。
    時には肩の力を抜くことも必要なのかも。

  • どうにもお下品で奇天烈。
    皮肉が上手。

  • おもしろい。動物臓器移植の話など、一部は不快。

  • あほらしくて、やっぱりいいなぁ。

  • 「これがブックオフで心理学の棚にあった」
    人の心は狸によって騙され、
    社会は怪しいものである。
    学問なんて人間の自己中。

  • ≪内容≫
    心理学・社会学のテーマに合わせた短編集。社会問題・論壇・マスコミ・フェミニズム・権威主義など、全方位を叩き斬るようなブラックユーモア溢れる14編。

    ≪感想≫
    ドタバタと進んでいく話の中に、人間のある種の下品さや醜さを暴き立てるような面白さがある。いずれも昭和50年代の流行や社会問題を痛烈に風刺したものであるが、そこに描かれる人間性というのは今もまったく変わらないことがよくわかる。リズミカルな文体で一話一話が短いので、肩肘張らずにケラケラ笑いながらサクッと読み通せる。特に『サディズム』『優越感』『近代都市』あたりが面白かった。

  • 2010.11.23(火)。

  • ナルシシズム(筒井康隆)

  • 筒井のブラックユーモアが冴える短編。気に入った。

  • あほくさくて楽しい。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

小説家

「2017年 『現代作家アーカイヴ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

筒井康隆の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×