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みんなの感想・レビュー・書評
某スーパーマーケットをモデルにした本。自分の働く業界の昔を知れたかな。時代が違うと言えば違うし、学ぶ内容が多いと言えば多い。
未来を見据えて、参考にすべき本でした。
主人公、矢口の執念深さがすごい。戦後直後の日本には、この類の経営者がたくさん存在したんだろう。一気に読める本。
「この経済小説がおもしろい!」に紹介されていた本。 城山三郎さんは企業小説の分野では著名な作家さんですが、 著書の本を読むのはこれがやっとこさ2冊目。 しかし、期待以上の面白さにぐいぐい引き込まれてしまいました。 ストーリーはダイエー創業者の中内功さんをモデルとした スーパーマーケットの企業物語。 「安い商品を買う」という行為は ごく当たり前のことだと思って... 続きを読む »
久しぶりに驚くほど引き込まれ、一気に読んでしまった一作であった。
価格破壊というタイトルからは想像できないような奥深さ。主人公のモノ売りにかける執念は、並々ならぬものがあったと思う。
少しずつ店が大きくなっていく様子も見ていて爽快であった。
社会に反抗する主人公の姿が今でも心に焼き付いている。
城山三郎著『価格破壊』角川文庫(1975)
当時の流通機構、再販価格に執拗に挑戦し、流通革命を目指す男の一生を描いている。この小説のスーパーマーケットにおける流通革命の実態はダイエーが元になっているようだが、当時の経済の側面を的確に捉えた内容であり、傑作。主人公の信念、情熱が心に焼きつく。
某企業をイメージしながら読むと面白く、単純に物語としてもめちゃめちゃ面白かったです。
ただ、矢口の再販制破壊行為については、未だに再販な業界にいる身にとって、厄介な行為でしかないのですが。。
「青春とは鍛えるためにあるのだ。」
メッセージは単純でレトロで、お洒落ではなくて、でもそんじょそこらの今っぽいお洒落な自己啓発本よりよっぽど今の日本人に必要な本なんじゃないでしょうか?
今でこそ、薬品の安売りはめずらしくなくなったが、昔は定価というものが存在していた。主人公は流通機構や再販価格にまっこうから風穴を空けようとする旗手である。 メーカーや弱小小売店を敵にしても、最後は消費者のニーズに答えるために自分の信じた道を突き進むのは、読んでいて胸がスカっとする思いである。 この本で学んだこと 1.どんなに追いつめられても諦めない。 この本にも出ている「あと、... 続きを読む »
これは、ダイエーの創始者の中内功氏の伝記的小説となっていると思う
確かに、現代の歴史の中では価格破壊的商法は一時代を築いたのだと思うし
現在もそのモデルに則って行われているビジネスがあるのだろうが
その場合、果たしてみんなが幸せになるモデルなのだろうか?
フェアトレードを最近聴くようなったが、多くの場合
貧困国からの搾取を言っているようだが
国内を見渡しても搾取の割合がおかしくなっているのではないだろうか(利益の再配分の方法といってもいい)
それの一因として価格破壊のような正当な価格を引き下げる方向の力が働いていることがあるのではないかと考える
久々にレビュー書きます。
城山三郎氏の著作を読んだことなかったので、時間があって古本屋で見てたらこちらを発見。思わず購入。
モデルは、ダイエーの中内氏といわれています。
戦時経験、薬からはじめていろんな軋轢を乗り越えながら価格破壊にひたすら突っ走る。といった点は確かにモデルどおりなのかなと。
小説としては、一気に読了でき、面白かった。
よく、経済小説の開拓者といわれるが、思ったよりは経済経済してなかった。そういう意味ではちょっと期待はずれ。
でも、流通について、背景知識がない中でも読みやすく、
主人公の価格破壊への執着、のめりこみ方は、一人の社会人として参考になるし、それがあるおかげで面白い小説だった。
ヒロインも上手く面白さを演出している。
名前からして、おもしろくなさそう。経済小説?なんてジャンル、聞くからに興味なかったのですが、一気に読めました。
城山三郎氏は、やっぱり戦時の荒波にもまれた人なのでしょう。主人公は戦時中の地獄生活に比べればすべて天国だと、逆境に打ち向かっていきます。
しかし、価格破壊にそこまで入れ込まなくてよくない?と思うけど、一生懸命だからこそ、話がおもしろくなります。
やはり、おもしろいのは尾頭家との関係。美人で聡明なのに若くして、いろんな判断と苦労を強いられます。
最後には、主人公がすごい大成功を収めて終わるハリウッド的なハッピーエンド物語。

経済法の教授がオススメしていたので、少しでも経済法の理解の足しになれば…と思い、読んでみました。
簡単にいうと、独占禁止法の「不当廉売」の話です。不当廉売からのし上がっていく主人公と、それを阻止...






