絵草紙 源氏物語 (角川文庫 (5594))

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著者 : 田辺聖子
  • 角川書店 (1984年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041314142

絵草紙 源氏物語 (角川文庫 (5594))の感想・レビュー・書評

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  • 岡田 嘉夫さんのイラストが素晴らしいです。髪の流れかた、着物のしわのよりかたに女人の思いが込められています。美しいまさに絵草紙です。

  • オール・カラーの絵草紙で、女人の方々の重ねた衣に隠された白くしっとりとした肌や、流れ落ち波打つような黒髪が艶めかしく美しい。「夕顔」の章の夕顔と「若菜上」の章の紫の上のイラストが特に美しい。田辺氏によるあらすじも崩し過ぎずに格調高く、「蛍」の章で、源氏が小説好きの玉鬘に小説について語っているシーンがあるが、正史などに書き残されたことは社会のほんの一部に過ぎず、心一つに包みかねる感動を後の世まで伝えたい為に書いたのが小説の始まりだと。これは紫式部自身もこのような気持で源氏物語を書いていたのではと思われる。宇治十帖が無いのが残念だ。

  • 源氏物語は、光源氏がいろんな女とヤるっている知識しかなく読んだけど
    日本を代表する恋愛小説とか言われててハードル上がってた
    現代人の私としては全く面白くない。
    ほんとに、ただただいろんな女に恋してヤるって話。
    女も名前たくさんあって覚えられんし、
    よくわかんない、、
    ただ、光源氏はただヤりたいだけでなくて
    ヤった全ての女を大切にしてて、そこはすごいな、と思った。
    話の内容より、どうしてこの小説がその当時人気だったの方がきになるー

  • 豊富なカラーイラスト目当てで購入したもの。

    源氏物語自体読んだことが無いのでどうかと思ったが、短くまとめているのか展開が唐突過ぎてついていけなかった。イラストの入れ方の問題だろうが、章の切れ目も分かりずらかった。

    何よりも女性が出てき過ぎて誰が誰だか分からない。確かに紫の上は好ましい様に思うが、個人的には分からない価値観だ。全編ではなく光源氏の一生で終わっているので、内容については他の作品で読むべきか。

    *2008.8 *2015.11

  • 古典の名作、源氏物語に触れてみたいと思いつつ、分量に尻込み…。

    図書館でたまたま一冊に凝縮されて挿絵も多い本書を見かけ、早速借りて読みました。

    妖艶な雰囲気の挿絵も魅力的で、駆け足ですが全体の流れも分かり、満足。

    ここぞというところで読まれる歌は素敵ですね。

    次はもう少しボリュームのある現代語訳のものを読みたくなりました。

  • (2002.01.13読了)(2002.01.11購入)
    内容紹介 amazon
    原文の香気をたたえ、古典の口吻を伝えつつ、読みやすい現代の言葉で書下したダイジェスト版。四季のうつろいの中に、人間の運命や恋のゆくえのなまなましい葛藤をみごとに表現した絵が興を添える。

    ☆田辺聖子さんの本(既読)
    「甘い関係」田辺聖子著、文芸春秋、1975.02.
    「むかし・あけぼの(上)」田辺聖子著、角川文庫、1986.06.25
    「むかし・あけぼの(下)」田辺聖子著、角川文庫、1986.06.25
    「おちくぼ姫」田辺聖子著、角川文庫、1990.05.25

  • 源氏物語の「桐壷」から「雲隠」までを田辺さんの要約文と岡田さんのセクスィーな絵でまとめた1冊。
    つまり、光源氏くんが生まれてから亡くなるまでをコンパクトにまとめてありました。
    文章も絵もかなり良かったよ。
    源氏物語初心者もかなり読み込んでいる人も満足の1冊だと思います。

  • 源氏物語を復習。
    ほとんど覚えていなかった。
    そもそも恋愛小説が得意でないのな。なんでそんなに多情なのとか、根本的な疑問がわいてくる。

    挿絵はとても美しかった。
    源氏物語を端的に把握するには最適本。

  •  源氏物語のダイジェスト版、挿絵も多くとても読みやすい本。源氏物語は、長編恋愛小説として知られており、最後まで読み切れなず明石の章まで読んでやめてしまう事を「明石源氏」などと言ったりもする。僕自身、源氏物語を読む(この本を読んだぐらいで、源氏物語を読んだと言っていいのかは別として)のは初めてだったが、さすがにすんなりと最後まで読むことが出来た。この版は、世間一般の小説よりも短く、絵本の感覚に近い。
     ところで、この源氏物語と言う話、断片的には結構聞いたことがある部分もあるのだが、実際読んでみると、古い作品でありながら現代にも通じるストーリー展開の面白さがあるという印象を持った。細部にわたっての感想となるとダイジェスト版すぎて特に言う事もないのだが、このようなダイジェスト版で一通り展開を知っていた上でも、もうちょっと詳細が描かれている版で読んでみようかなと感じた。長く読み継がれているだけあって、なかなか興味深い物語。

  • こちらは田辺聖子先生の著書で、岡田嘉夫先生の挿絵、という素晴らしい一冊です。光源氏が出家するまでの重要なシーンを簡潔にまとめ、各章に岡田嘉夫先生の挿絵が嵌めこまれているのですが、挿絵というには勿体無い。美しい色遣いや、人体を描く細く無駄のない柔らかな線、どれも素晴らしい。何度も愉しめます。

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