おちくぼ姫 (角川文庫)

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著者 : 田辺聖子
  • 角川書店 (1990年5月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041314234

おちくぼ姫 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • すごく読みやすい本。
    田辺聖子の翻訳で読むと古典も身近に感じる。
    千年昔の人々の暮らしぶりも興味が持てる。

  • なんだかんだで読む機会がなかったのですが、やっと。

    本文は古典をものすごく読みやすく落とし込んであって、本当に寓話のように仕立ててあります。
    不遇の状態にあるお姫様「おちくぼ姫」に健気に仕える阿漕が本当にいいキャラクターで、こっちが主役かなと思えるくらい。

    右近の少将とおちくぼ姫、帯刀と阿漕、少将の従弟と四の姫。
    試練に遭いながらも愛を貫くカップルの姿を、どたばた劇を交えながらコミカルに・・というのが、シェイクスピア喜劇に似ているな、とふと思いました。
    『から騒ぎ』とか、似ているのでは。
    (脇役のほうがいいキャラなところも含めて笑)

    グリム童話のようにきれいにまとまっていて、わかりやすく、読みやすく、なのに世界観には広がりがあって。
    楽しい作品でした。

  • 日本版シンデレラストーリー。昔の結婚の作法が分かりやすく解説してあり、非常に読みやすい。

  • 眠れないので読んだ。少女漫画的な快感。
    全4巻のうち、三巻のはじめまでしか訳(?)されていないとのこと。まぁここで終わりでいいよねぇ。味付けがしてあるということなので、原文で読むとまた、まったく違う印象を受けるのかもしれない。
    私の好きなエピソードは「資親の純情」なんだけど、資親の性格は改変版オリジナルなのかぁ。残念!。今付き合っている彼氏とちょっと重なって(失礼かもしれない)、ドキドキしてしまいました。

    主人公のおちくぼ姫は、高貴な生まれにもかかわらず、意地悪な継母に、粗末な部屋を与えられて、お針子のような生活をさせられている。
    姫の女房であった阿漕は、そんな姫を可哀想だと嘆いている。阿漕の夫である帯刀は、少将に仕えている。顔も良く、位も高く、性格もよい、プレイボーイ。
    少将とおちくぼ姫は結ばれて、(阿漕の甲斐甲斐しい世話がまた、すごく良い!)なんと駆け落ちまでして、子供も産まれ、少将が継母に復讐するところで終わる。
    一夫多妻制が普通だった社会で、少将も、それから帯刀も、一人の妻しかめとらない。そしてすごく愛し合ってる。

    すごく少女漫画っぽくて、キラキラしていて、ロマンチック!眠れなくなってしまった。笑

  • なんてかわいらしい文章なんでしょう。
    そしてやはり、田辺さんの文章は下品なことをかいてもどこか品がある。
    それはすごいことだと思う。

  • とっても面白かった。
    田辺さんが現代風にアレンジしているため、とても入り込みやすくなっており、もっともっと古典文学に触れてみたいと思った。

  • 古典『落窪物語』と聞いて、難しそうだと思ったものの、田辺聖子さんの訳はとても読みやすかったです。
    後半は意地悪な継母にちゃっかり仕返ししてて、爽快なハッピーエンドでした。
    原典の方はここからまだ続きがあるようだけど、田辺さん的にはここで終わらせるのが切りが良かったのかな?
    端折られた部分がちょっと気になる。

  • 大好きな古典のお話。
    日本版のシンデレラ。

  • こんな楽しい話が日本にもあったなんて!と感動した。古典の面白さに気づかせてくれた本。

  • 時代が違うからなのだろうが、いまいち姫の魅力がわからなかった。
    かなりアレンジしているらしい。後半雑。
    面白の駒のアレンジは好き。

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