- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041315224
感想・レビュー・書評
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刺激的な美しい言葉が並ぶ。自分勝手な論理とするどい意見。年を重ね自分が揶揄されアジられる側になってしまったことに気づかされる。若いときなら共感できたかも。
でも、そんな寺山修司に憧れている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時代を超えて共鳴することが乏しい。なんかなぁ、というのが率直な感想です。
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思ってたより寺山修司はぶっ飛んでいる。戦後を生きた人は生と死に対しての意識が高いのかなと思ったけどそういう話ばかりでもなく、一言ではまとめられない本。
「書を捨てよ、町へ出よう」と寺山修司が思うに至った経緯が終盤に書かれている。とにかく若い人は冒険せよと言いたかったのだと思う。
個人的には、実用的な本ばかり読んでいる傍らこの本を同時に読んでいくのが皮肉でなんとも言えなかった。 -
博打の話はおもしろかったけど、競馬のくだりは冗長で興味をそそられなかった。
『書を捨てよ、町へ出よう』は、もう少しわくわくさせられるような『深夜特急』らしいイメージがあったので、残念。 -
小説だと思って表紙読みしたから(読んだときは文庫フェアの中心に据えられていた)予想と違いすぎて…。あまり好きになれなかった。
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真実から眼を背けるな、という帯のあおり文句で購入。確かに美しい真実の言葉はあったし、論は嘘くさいくらい本当のお話をもとに進められている。それでも、
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タイトルは秀悦。
書をもって、書を離れよと説く、その矛盾こそが、この作者の知性を感じさせる。
書かれた年代が古く、感情移入しづらかったのが残念。