猟奇の都 (角川文庫 緑 338-77)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041338773

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    妄想にとりつかれた狂人が権力を握った時、ボルジア家の血で血を洗う悲劇が幕をあけた(『ボルジア家の毒薬』より)。第一次大戦で全ヨーロッパの人々を愕然とさせた美女スパイ、マタ・ハリの娘が20年後、第二次大戦で謀報活動を始めたが…(『マタ・ハリ嬢の復活』より)。アマゾンの奥地で探険隊が見たのは1メートルもある甲虫や3メートルもある巨人だった。これは幻覚なのか?(『ビキニの白髪鬼』より)。史実をもとに人間の中に潜む狂気と悲哀を描いた短編六作品を収録。

  • 『ボルジア家の毒薬』

    『コンデュ公の饗宴』

    『ダンチヒ公の奥方』

    『マタ・ハリ嬢の復活』

    『ラブルー山の女王』

    『ビキニの白髪鬼』

  • イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387164299.html)
    (収録作品)マタ・ハリ嬢の復活/ラブルー山の女王/ビキニの白髪鬼/ボルジア家の毒薬/コンデェ公の饗宴/ダンチヒ公の奥方

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著者プロフィール

1920年9月25日、青森県生まれ。本名・誠一。京都帝国大学工学部冶金科卒業。48年、失業中に書いた「刺青殺人事件」が江戸川乱歩の推薦で出版され作家デビューし、「能面殺人事件」(49-50)で第3回探偵作家クラブ賞長編賞
を受賞する。79年に脳梗塞で倒れるが過酷なリハビリ生活を経て再起、「仮面よ、さらば」(88)や「神津恭介への挑戦」(91)などの長編を発表。作家生活の総決算として「最後の神津恭介」を構想していたが、執筆途中の1995年9月9日に入院先の病院で死去。

「2020年 『帽子蒐集狂事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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