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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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昭和十年一月、書下し自費出版。狂人の書いた推理小説という異常な状況設定の中に著者の思想、知識を集大成する。“日本一幻魔怪奇の本格探偵小説”とうたわれた、歴史的一大奇書。
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拍手するものは拍手せよ。喝采するものは喝采せよ。泣くものは泣け。笑うものは笑え。
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曰く……脳髄の罪悪史は左の五項に尽きている……と……。
「人間を神様以上のものと自惚れさせた」
これが脳髄の罪悪史の第一ページであった。
「人間を大自然に反抗させた」
これが、その第二ページであった。
「人間を禽獣の世界に逐い返した」
というのがその第三ページであった。
「人類を物質と本能ばかりの虚無世界に狂い廻らせた」
というのがその第四ページであった。
「人類を自滅の斜面へ逐い落した」
それでおしまいであった。
― 192ページ
みんなの感想・レビュー・書評
高校生の頃に読んで、すんごく面白くて衝撃的だった。
感動した…。
その後、10代で読むと気が狂うという噂を聞いた。
そっかー、だから私は変なんだー。
と納得した。
今はゆっくりと再読したいかな、と思う。
今、読んで自分はどう感じるんだろう。
再読してから☆をつけようと思う。
タイトルまさしく「ドグラ・マグラ」。
好みはあると思うけれど、一度は読むべき傑作だと思う。
だんだん読むのがつらくなってくる部分があるのだけど、
そこをこえればわりとスムーズ。
「入り」にとにかく苦労する。
とにかく、入り込んで読み終えるまで苦労した。
上巻の3分の1で3回くらいは挫折した。
独特の語り口、
全く見えない話、
「読めば狂う」との蠱惑的な煽り文句。
夏の丑三つ時、
暑さと冷や汗を感じながらじりじり読みたい本。
すこしクドくて読みにくい。けど、面白い。どうやったらこれが書けるのかと思う。この表紙は何とかならんのかと思う。
20120417いま読んでる(青空文庫) すでに挫折しそう
20120424読み終わった(全編)
不思議な構成。中盤は主人公が論文や遺言書などの資料を読むという設定になっていて、またその資料が膨大・・・ここらへんで挫折しそうになり、ナナメ読みでなんとか突破。日本探偵小説「三大奇書」のひとつだということで、さすが手ごわい。胎児の発達過程と進化論を絡めている論文「胎児の夢」の発想が興味深かった。難解な箇所は多いけれども読み進めざるを得ない毒がある。過去を忘れた主人公の記憶が戻りそうで戻らないのに焦らされながら最後の時計の音にたどりついてやっとすっきりー。舞台が福岡で、地名がよく出てきておもしろい。
読みにくい。しかし、興味深い内容である。上巻は分からないところは分からないままで読み進めるのが良い。(どうせ全部読んでも分からないのだから
)
読み終わりはしたものの、独特の文体と緩急自在のスピード感で理解しきれなかったので、いずれもう一周したい作品。
"胎児は夢を見るか"
"細胞が寝ぼける"
といった感覚が非常に面白い解釈だなあと感じる。
多分20歳くらいのときに、読んだかな。
今でも印象深い本。
チャカポコは読み飛ばすくらいの勢いで読んだ方が挫折しない気がする
再読。
とても難解ですが、博士の語り口調の軽妙さに、勢いで読了してしまいます。
内容は理解できないのですが、にも関わらず面白いのが不思議です。
登場人物の奇怪さ、構成の仕方、装丁。素敵な本です。
美人の描写の仕方が何より好きです。女性の美しさってこんなに豪華に書けるものなのですね。
「日本三大奇書のひとつ」、「読めば気が狂う」とのキャッチフレーズから敬遠してたのに、状況に追い込まれて読みました。 まず、奇書レベルに関しては、過去形になると思う。 昭和10年発行、モラル道徳観の強い時代では異端児だったかもですが、今の時代では、そんなに奇書だとは感じない。これに影響されたのかもわかりませんが、こういう着眼点の本・マンガ・映画はいくつもあると思う。その点で、私はドグラマグラ... 続きを読む »
タイトル!装丁!作者名!こんなに手に取りにくい本もなかった。
また、本の予備知識がないままに、「これを読む者は一度は精神異常をきたす」というフレーズばかりが頭にこびりついて離れなかった。
其の結果、かなりの心構えでもって読書に臨んだのではあるが。。。。
とってもモダンな小説で、2012に生きる私なぞが読んでも、かなりモダンに感じてしまうような、実験的なことをかなりやっている。
劇中劇・一人称の多重活用・時空を超えた生命の物語。
そして、延々と続く昭和ラップ!
頭がクラックラするような物語の連続に、読み手は翻弄される。
此の物語に、着地はあるのか?
物語の渦に翻弄されつつ、言葉とイメージに身を委ねるしか無い。
前後不覚かつ完全受け身の読書体験。
上巻が終わっても、物語の全貌はつかめない。
「読んだものは一度は精神に異常をきたす」と言われ、日本3大奇書の代表格ともいえるのが本書です。 表紙の絵もちょっとキている感があります。 これは読む人により思うことはバラバラなんじゃなんでしょうかね。 また、この一冊にたくさんのメッセージ、謎が織り込まれていると思います。 たとえば、私は科学哲学に興味があるので、唯物科学絶対の風潮に対抗するアンチテーゼとして、人間の心にたいしては科学は... 続きを読む »
面白いし、魅入られるけど、なにせ読みにくい!
キャラも可愛いし、ストーリーも気になるけども!けども!
読書慣れしてても通用しない奇書(ほとんど台詞で説明する手法)だから、
疲れるうえに、内容的にだんだん頭がおかしくなりそうになる。
しかも、混乱を抑えるために読み返してフラグ拾いをする事を考えると、億劫になる。労力と読後感が見合わないとみて、挫折した。
私の意見を代弁してくれる内容が探したらwikiにのっていた。
“その常軌を逸した作風から一代の奇書と評価されており、本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす、と称されている ”
“内容が複雑なため読者は最低二度以上の再読を余儀なくされる ”
文章のリズムはよくとても読みやすいのだが、難解。この時代にこの言葉を普通に使っていたのか、というような言葉が出てくるのは面白い。
ボーンで始まりボーンで終わ…らない、悲惨な物語。これぞ幻想ってかんじで楽しめた。ミステリーだと思った人はがっかりするだろうけど。
目の前の現実は脳内の妄想かもしれず、その前提の前ですべてがあやふやで不安定で、全編通して漂う負のオーラが心地好い。
ちなみにこの表紙のおかげでえっちな期待を抱いた私はいい意味で裏切られた。

非常に・・・興味深かったが・・・最後まで・・・時間が無く・・・読めず・・・図書館に・・・返却・・・ああ・・・もっと早く・・・高校生くらいの頃に・・・出逢っていれば・・・もっと夢中に・・・読めたかも・・...






