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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
短編集。表題作を含めミステリとしてはいまいちだけれど、雰囲気はとても好き。他のモ読みやすいのでおすすめ。
兄が間違って2冊買ったのでもらいました。
短編7編収録。サディスティック、マゾヒズムといった暴力的なものへの陶酔が目立つ。
初版が昭和52年にもかかわらず違和感を感じさせず、引きこむような文章はやはり作者のすごいところなのだろうなぁ。
面白かったけど絶賛するほどではない。いわゆる普通に面白い。
ドグラ・マグラがよかったので、短編も読んでみた。
久作さん、そういう風に生れついた人なのか。人、殺したいと思ってるんじゃなかろうか、と感じてしまう。
女を袋詰めにして船に乗せる話とか、ロシアの王女?の話とか、時代を感じさせるものが多く楽しかった。
最後の方に載ってた、殺人鬼として扱われたい男の話を読んでいたら、ふとカフカの「王からの使者」を思い出した。
神様。神様。
あなたはなぜ私達二人を、
一思いに虐殺してくださらないのですか……。
(瓶詰の地獄/人の顔/死後の恋/支那米の袋/鉄鎚/一足お先に/冗談に殺す)
夢野久作大先生の作品。
どろどろどろどろどろどろどろどろ
どろどろどろどろどろどろどろどろ……。
まあ、実際そんなしませんけどね。
「化物語」の戦場ヶ原ひたぎの
好きな作家さんです。
短編集なので結構読みやすい。
……ドグラ・マグラよりね。
僕的に好きなのは、
「瓶詰の地獄」
「冗談に殺す」
かな。
森博嗣「夏のレプリカ」
にも引用されているね。
水銀を脳味噌にぶっかけた印象。
タユヤな蜃気楼に出会った印象。
大音量の階段ライト「宮益坂の憂鬱」
を聞いた心持ちだ。
登場人物の気持ちをt検定にかけたい。
『……殺しても……いいのよ』
パーツは耽美なのに、寄せ集めるとただただ不気味。
創作の中の偏執は良いものとして描かれる事も多いのに、滲んでくる嫌悪感が癖になる。
夢野久作はドグラ・マグラがあまりにも有名ですが、
わたしはこれが一番好きです。
短編だからこその余韻が生きる作品が多く収録されています。
また、タイトルが天才的。
「死後の恋」「冗談に殺す」
なんて素敵すぎますね。
解説の、中井英夫が引用する猟奇歌は
トラウマティックでしたが…。
性。投瓶。幼児。異国。死。男装。悪魔。電信。変態性欲。幻肢。薬。宝石。夢遊病。遺伝性。片輪。殺人芸術。鏡。オホホホホホホホホ。
女。
"……彼女は暗黒の現実世界に存在する底無しの陥穽(おとしあな)である……最も暗黒な……最も戦慄すべき……。……陥穽と知りつつ陥らずにはいられない……"(「鉄槌」)
地獄を人間存在自体の中に見出してしまったモダニズムの、その先には何があるのだろう。自己の内なる深淵に無限に堕ち続けるしかないのだろうか。
「瓶詰の地獄」は、身体の内から暗く重い熱が喉を塞ぐように込み上がってくる傑作。
何故か登録していなかった 受験期に読む
カタカナの不気味な使い方が素敵 鉄槌?の話がやばい 美しい男は美貌の女を翻弄した後に醜く死ぬべき
「瓶詰の地獄」★5
わずか13ページでこれはスゴイ。夢Q作品は青空文庫で読めるがぜひこれは本で読んでほしい。
「人の顔」
「死後の恋」
ロマノフ朝最後の皇帝ニコライ2世とその一族の死をめぐる話。
絶賛されている理由がすばらしい(笑)
「支那米の袋」
「鉄鎚」
「一足お先に」
こういう、ストーリーが二転三転する話は好き。でもちょっと荒いか。中井英夫曰く「冴えたオチとはいいがたい」。。。
「冗談に殺す」
どれも強烈なインパクトの短編ばかり。解説が中井英夫ってのもうれしい。
どれも秀逸。強烈な狂気にあてられて不快感と酩酊感を催す。人間の腐った部分に焦点を当てた話が多く、長時間読んでいると精神的に不安定になる。
「瓶詰めの地獄」「人の顔」「死後の恋」が好き。
短編とは思えないこれらの話の深さ。表題作は特に秀逸かと。
人間の奥底にある暗いものを見せつけてくれる。怖いけど読みたい。
表題作『瓶詰の地獄』が面白かったです。わざと時系列をばらばらにした書き方が秀逸でした。
極楽鳥が舞い、ヤシやパイナップルが生い繁る、南国の離れ小島。
だが、海難事故により流れ着いた可愛らしい二人の兄妹が、この楽園で、世にも戦慄すべき地獄に出会ったとは誰が想像したであろう。
それは、今となっては、彼らが海に流した三つの瓶に納められていたこの紙片からしかうかがい知ることは出来ない...
12月8日読了。夢野久作の短編集。エログロとか狂気とか言われる作者だが、直接的な描写や行間ににじみ出るような悪意などの要素は多くなく感じる。(この本だけかもしれないが)むしろ後書きにもあるとおり、愛する美しい女性を殺したい・あるいは殺されたい、我を忘れて狂気に耽溺したい、というような「憧れ」を強く感じる・・・短編の中では、確か「あやかしの鼓」で読んだ「死後の恋」の語り口・描写・オチが秀逸。他の短編は、完成度としてはイマイチかな。
夢野久作短篇集。
決してミステリー文学ではないものの、近い感覚で読み進めることができる。
夢野久作独特の湿気た不気味さで満ちており、良い意味で先が読めない。
また読後タイトルを見返すと、改めてその秀逸さに気づく。
個人的な好みは「瓶詰めの地獄」「人の顔」「支那米の袋」「鉄槌」。
「冗談に殺す」を読み残している。
表題の『瓶詰の地獄』がめちゃくちゃ面白い。 一体どういう話なんだ?と考え1日がたった。 わずか20頁の話にこんなにも費やす時間が心地よくある。 【以下私見】 まず、手紙だが大方の読み通り、3→2→1の順だと思う。 1の手紙には『1番初めの手紙を読んで両親が助けにきてくれた』とあるがこれは間違いだ。 時系列で考えると、 無人島に漂流 3の手紙 2の手紙 妹との近親相姦... 続きを読む »

「瓶詰地獄」青空文庫で読了。
漂着した無人島で有り余る幸福環境に生殺しにされていくっていうアレが、地獄と呼ぶには美しすぎるね。
「キチガイ地獄」に出てくる原始的生活といい、夢野氏はやはり原点回帰...






