- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041371091
感想・レビュー・書評
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学生時代にこの本を読んでしまったせいで、オートバイ業界へ就職。半生、いや3分の1生くらいを捧げることになってしまいました。片岡義男は短編がスラスラ読めて気持ちいいんですが、この本にはその短編のエッセンスが凝縮されている、というか、やっぱり大好きな一冊です。まっ、角川映画は全然別物でしたけど。
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探してやっと見つけた。
片岡作品は匂いがある。若かりし頃に感じた匂いがそのまま思い出せる作品だ。
当時が思い出される。
私の経験したあの時間を思い出させてくれる。
やっぱりいい本だ。 -
昔、書店の文庫コーナーに行くと、真っ赤な背表紙の片岡義男の本が目立ってて、表紙の写真も格好良くて、ハマってたなぁ。今で言うジャケ買いよ、ジャケ買い。(笑)
で、片岡さんの小説って断片的で、唐突に不幸で終わっちゃったりなんかして、唯一、通しで気持ちよく読めたのがこれ。ほんと古くさい絵に描いたような青春小説だと思う。けど、愛読書(!)映画も見たけど、これは最悪だったなー、むりやり小説をなぞろうとしてて、わざとらしかった。 -
私の父母の育った能美島も瀬戸内海。
もう、何年行ってないだろう...
一度だけバイクで行ったな。 -
この小説で片岡さんとバイクの世界に入りました。ぼくの原点ですね。