サイボーグ・ブルース (角川文庫 緑 383-1)

著者 :
  • KADOKAWA
4.15
  • (11)
  • (9)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 89
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041383018

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 既読本

  • 帰省したとき実家にあった本を読んでみました。
    古い本なのに、違和感なく読めます。三十年以上前にこんな本書いてたなんて、平井和正はすごいなぁ。

  • 今やサイバネティックス理論は古びた感はありますが、人間の本質を問う素材としては魅力的なものがあります。
    作者が原作を手掛けたエイトマンへの鎮魂歌として捧げられた本作も、脳の一部のみを使ったゾンビのような存在として復活した刑事の苦悩が描かれています。子供のころから疑問に思っていたサイボーグ009や仮面ライダーなどのサイボーグたちは戦って壊れた場合の修理はどのようにするのだろう???についても、少しだけ触れられています。僕は心配で心配で眠れなくなりますけどね~。

    もはやサイボーグが日常となった現代において、ウエアラブルも出てきて、どこまで機械と融合していくのか苦悩もせずに変わり続けていく「今」のほうがよっぽど怖い。

  • 警察のイオノクラフトが・・・って描き出しがすごく強烈にインプットされてます。
    平井作品では2番目に好きな作品。
    ロボコップとの相似も良く言われるみたいだけど、勿論こっちが元。

  • 「エイトマン」の原作者である作者が小説版として世に送り出した作品であり、「アダルト・ウルフガイ」の原型ともなった作品であります。星さんに「読み易過ぎる」とまで言わしめた平井和正さんの文章は、どの作品も読み手を一気に惹き込み読了させてしまう威力があります。初期の人狼シリーズにはハマリました^^

  • アダルト版エイトマンともいうべき作品。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

 1938年5月13日、神奈川県横須賀市生まれ。
 1963年、漫画原作を担当した『8マン』(少年マガジン連載)は、その後自らがシナリオライターのチーフを務めてTBSでアニメ化され、大ヒットを記録する。
 1971年、『狼の紋章』が爆発的にヒットし、松田優作のデビュー作として映画化。『ウルフガイ・シリーズ』は若い世代の心を捕らえ、永遠のバイブルとなっている。
 1967年に刊行開始した『幻魔大戦シリーズ』は“ハルマゲドン”旋風を巻き起こし、総計2000万部を超える大ベストセラーを記録。1983年にアニメ映画化される。
 1994年、日本で初の本格的オンライン小説『ボヘミアンガラス・ストリート』をネット連載。『月光魔術團』『ABDUCTIONシリーズ』『幻魔大戦deep』など現在も精力的な執筆活動を続ける。

「2008年 『幻魔大戦deep トルテック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平井和正の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×