死霊狩り 3 (角川文庫 緑 383-13)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041383131

感想・レビュー・書評

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  • 平井和正の名作 すごいのひとこと

  • 既読本

  •  これが完結巻となった。平井和正の作品は結構読んできたが、この作品はとても彼らしい物だと思う。ハルマゲドンと言った発想は非常に彼らしいし、最終的に俊夫とライラ=良子の間の非常に大きな愛の関係を描くところも彼らしい。この本の出版は昭和53年になっているので、彼の昔の作品だと言うことだ。最近の平井作品には、こういったハルマゲドン思想はあるのだろうか。しかしながら結局、僕という一読者が目を引く所はそういった破滅思想ではなく、愛の描写のような気がする。彼自身はそういった愛に関する描写は単に読者の興味を引くための手段と思って描いているのだろうか、それともそういった部分も人類の破滅と共に強く描きたい部分だったのだろうか。

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著者プロフィール

 1938年5月13日、神奈川県横須賀市生まれ。
 1963年、漫画原作を担当した『8マン』(少年マガジン連載)は、その後自らがシナリオライターのチーフを務めてTBSでアニメ化され、大ヒットを記録する。
 1971年、『狼の紋章』が爆発的にヒットし、松田優作のデビュー作として映画化。『ウルフガイ・シリーズ』は若い世代の心を捕らえ、永遠のバイブルとなっている。
 1967年に刊行開始した『幻魔大戦シリーズ』は“ハルマゲドン”旋風を巻き起こし、総計2000万部を超える大ベストセラーを記録。1983年にアニメ映画化される。
 1994年、日本で初の本格的オンライン小説『ボヘミアンガラス・ストリート』をネット連載。『月光魔術團』『ABDUCTIONシリーズ』『幻魔大戦deep』など現在も精力的な執筆活動を続ける。

「2008年 『幻魔大戦deep トルテック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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