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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
昔ドラマ化した小説。
自分の娘を殺した犯人の子を乳児院からもらい、本当の子供として育てる辻口夏枝。彼女はその子が犯人の娘だとは知らずに育てている。
知っているのは夫のみ。
下巻に続く。
陽子にこれからどのような展開が待ち受けるのか・・・。
汝の敵を愛せよという言葉に対して自問自答する啓造の心の揺れ動きが非常に読んでいて苦しかった。が、最後に自分の中で答えとなるべくものが見つかって良かった。でも、一方の夏枝はいまだ夫を憎む気持ちが捨てきれずにいるはずで…とにかく早く下巻が読みたい。
読んだのは学生のとき?
どの登場人物の感情にも共感できる部分があって、読んでてひたすら悲しくなった。
「汝の敵を愛せよ」の言葉から始まった夫婦間の復讐劇によって、美しさと残酷さを持つ人の心を描いてる。
心が凍りつくまでの前編「氷点」と、劇的に代わる人間関係と赦しがテーマになる「続・氷点」で完結。
二回?2夜連続特別ドラマになってる。
前編だけだが、引き込まれる内容は、恐ろしい設定の中に、誰もが考えているんだろうと感じる心理がちりばめられていて、共感してしまう。後編に期待!
クリスチャンや、キリスト教が苦手で遠巻きにみていた作品。
こんなに読ませる小説久し振りだ!という感動すら与えてくれる。
夫婦の確執と不義、幼児の喪失、義子への仕打ち、血の繋がらない兄妹の感情の交差…
これでもか、これでもかとある一家と取り巻く人々の話が出てくる。
これらを飽きさせることなく読ませる三浦綾子の筆力に脱帽。
ひとつひとつの事象に対して周囲の人々の腹の中を丁寧に描き出している手法が特徴
何度も映像化したくなる気持ちがわかる
夏枝さんと村井さんの2トップが物語をぐいぐい引っ張ってくれる。
村井さんが救われることなく終わったのがよかった。安易な救済など彼には似合わない
自分の子が殺されることや養子が子の殺人犯の娘(仮)でなかったならば、妻として母として穏やかに暮らせたんだろうな、夏枝さんは。
事件によってどす黒くなったのか、もともとどす黒かったのか、捕らえ方によって夏枝さんが好きかどうか決まると思う。
続氷点では夏枝さんの物語を動かす力が弱りに弱っていて残念
三浦綾子は久しぶりに読んだ。硬すぎず、柔らかすぎず、すごく読みやすい。
とにかく、かなしいはなし。人間のエゴと些細な邪念がいくつも絡み合って膨大なエネルギーとなってしまう恐ろしさ。『汝の敵を愛せよ』とは、確かに聖書のことばですが、わたしにとってはいたく簡単なことのようにいつも思われていた箇所でした。しかし、多分この聖書のことばの真の難しさは例えば本当にこの本に出てくるような状況になったときに初めて試されるものだとおもった。凄まじい痛みを伴う、そういうもの。
ドラマ化され、非常に人気のあった作品のようですが、僕はそれと知らずに手に取りました。
いろんな人の思惑が複雑に絡み合い、非常に面倒くさい人間関係が展開されています。嫉妬、自己愛、欲望、様々な感情が物語の中核を担っているように感じます。
また、物語が始まるきっかけである「汝の敵を愛せよ」という言葉。これがとても印象に残っています。しかし、結局は復讐のためであった。人間の心情とは儚いものである。
解説を読むと一時期ブームになったほどだと言う。登場人物たちの思考と行動に納得出来ず、よって共感も出来ず。そういう人もいるのは分かるのだけど。
はじめて読んだ学生時代、身悶えしながらあっという間に読み終えました。
そのあとも、何度か読み返しています。
昼ドラのような展開に、夏枝さんの自己愛。
サスペンスや文学作品(大衆文学と称されるのだそう)というよりも、エンターテイメント作品として楽しみました。

昭和21年、旭川。辻口啓造は、三歳になる娘のルリ子を佐石という男に殺される。その時妻の夏枝は、啓造の同僚村井と密会中だった。妻を責めることが出来ない啓造に、ルリ子の代わりの女の子が欲しいと言う夏枝。啓...






