銅の魚 (角川文庫 緑 454-13)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041454138

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  • 2017年2月5日購入。

  • 初めておばあちゃんちの倉の中に入ったぼくは、そこであちこちがつぶれた、赤っぽい銅の筒みたいなものを発見した。矢立というのだそうだ。珍しいその矢立を借りて外で遊んでいると、おかつさんという、金貸しをしているおばさんに声をかけられた。矢立を見せてくれというのだ。こわいくらいじっと矢立を見つめるおかつさん。しかもその晩、おかつさんは道ばたで殺されてしまったのだ。どうしてだろう。ぼくはこわいけどおかつさんを殺した悪い奴をさがしてやろうと考えた。表題作をはじめ珠玉の傑作を収録した推理作品集。

  • 初めておばあちゃんちの倉の中に入ったぼくは、そこであちこちがつぶれた、
    赤っぽい銅の筒みたいなものを発見した。矢立というのだそうだ。
    珍しいその矢立を借りて外で遊んでいると、おかつさんという、金貸しをしている
    おばさんに声をかけられた。矢立を見せてくれというのだ。こわいくらいじっと矢立を
    見つめるおかつさん。しかもその晩、おかつさんは道ばたで殺されてしまったのだ。
    どうしてだろう。ぼくはこわいけどおかつさんを殺した悪い奴をさがしてやろうと考えた。
    表題作をはじめ珠玉の傑作を収録した推理作品集

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著者プロフィール

1928 - 1986。小説家。ミステリーや童話を手がけ、1957年に長編デビュー作『猫は知っていた』で江戸川乱歩賞を受賞。明快で爽やかな作風で、「日本のクリスティー」と称された。1981年には「赤い猫」で日本推理作家協会賞を受賞。無類の猫好きとして知られる。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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