牌の魔術師 (角川文庫 あ 4-15)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 78
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041459683

作品紹介・あらすじ

終戦間もない、昭和二十年代。巷では、驚異的な技術を誇るプロのイカサマ師たちが、その悪魔のような腕を競いあっていた。"二の二の天和"、エレベーター、ガン牌、三色爆弾、切返し…。「麻雀放浪記」の坊や哲と、"牌の麻術師"たちとの息詰まる死闘の数々。麻雀の面白さ、勝負の醍醐味を味わい尽くせる不朽の名作が、今、時代を超えて新装刊。

感想・レビュー・書評

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  • 魅力ある人間像、好きな人には。

  • どれも大人しめの作品だった.敵を応援しすぎ.
    「留置所麻雀」みたいなすかっとするのを最後に持ってきて欲しかった.
    この人は語り手=主人公をヒーローにしながら自虐を持ってくるのが面白い.
    最後の「南の三局一本場」のオチも面白いけど本の最後に持ってくるのは違う.

  • 短編集

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著者プロフィール

本名・色川武大。1929年東京生まれ。東京市立三中中退。1961年に自伝的小説『黒い布』で中央公論新人賞受賞。『麻雀放浪記』など麻雀小説はペンネームで発表。本名で発表した短編小説「百」は川端康成賞を受賞した。1989年死去。

「2008年 『雀鬼くずれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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