蛍川 (角川文庫)

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著者 : 宮本輝
  • 角川書店 (1980年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041469019

蛍川 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 私はこの短篇集と「幻の光」しか読んだことないのですが、
    これらの作品群の中で目立つのは人の死をしっかりとふまえたうで、庶民が今を生きているという描写がとても気に入っています。

  • こういう時代もあったんだなぁ。
    泥の河の方が印象深い

  • 10年以上ぶりに再読。

    泥の河、蛍川ともにあまり記憶に残ってなかった。
    宮本輝の真髄、原点ともいえるさすがの代表2作。

  • 受験勉強していた時に解いていた国語の問題で読んだのがキッカケ。

  • 作者は、多感な青年期のことを良く覚えていると思う。描写が繊細で情景が細かく浮かんでくる。

  • のぶ君が出てきた本。
    自分の経験?流転の海とかぶる本。
    戦後、生き抜くための人間臭い力を感じる本。

  • いい本です。宮本輝さんは、少年の心がなぜここまでわかるんだろうかと思います。生と死の問題、思春期の少年の心、考えさせられました。

  • 初期の作品のほうが好きだなあ。

  • 瑞々しい感性というものは、いわゆる「大人」になって社会に良く適応するにつれ失われてしまうものなのだろうか。そうだとしたら、大人になることはさびしいことだ。やわらかく、激しく、哀しく、美しい感性。失われたと思っていたそれらの感性は、実は心のどこかに隠れているだけなのだ。この小説に導かれながら、自分の心の中に隠れている感性を探しに出かけてみてはどうだろう。‘川三部作’「泥の河」「道頓堀川」もすばらしい。

    人間科学部 T.K


    越谷OPAC : http://kopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1000657459

  • 宮本輝の「川三部作」のうち、2つが収録されている。
    泥の河、蛍川とも戦後の復興期の中を成長していく
    少年を中心に描いているが、少年の心の描写がうまい。
    戦後が舞台だから、もちろん暗いのだけど
    イヤにならない暗さ。
    文学とはこういうものだ、と納得させられる

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蛍川 (角川文庫)の作品紹介

堂島川と土佐堀川が合流し、安治川と名を変えていく一角、まだ焼跡の名残りを伝えていた、昭和30年の大阪の街を舞台に、河畔に住む少年と、川に浮かぶ廓舟で育つ姉弟のつかの間の交友を、不思議な静寂のうちに描く、太宰治賞受賞作「泥の河」。立山連峰を望む北陸の富山市を舞台に、熱を秘めた思春期の少年の心の動きと、いたち川のはるか上流に降るという蛍の大群の絢爛たる乱舞を、妖かに、抒情的に描き、芥川賞を受賞した「蛍川」。鮮烈な抒情がみなぎる、期待の新鋭の代表作二篇を収録。

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