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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
最近の安穏とした学生生活から振り返ると、学生運動はこんなに激しかったのか、とびっくりする(今までも村上龍『69』とかは読んだことあるけど、こんな風に描写されてたかな?)。
主人公の主体性のなさは確かに最近の小説に通じる部分もある。当時の感覚からすると新しかったのかな。
ただ最近の小説はすっかりこういう政治的な題材とかは扱わなくなっていると感じる、というよりやっぱり学生運動とかマルキシズムとかがあったころは、今と全然空気も違ったんだろうか。
自分という無理解・虚数は炎に煙のように簡単に掴めないものだ。どのように料理するかすらわからないし、すぐに崩れてしまい、消滅する。砂の如くさらさらし、湿気が強ければじめじめする。ヘドロのように汚いし、ネバつく。しかも、捨てることなんてできやしない。自己や自我といった仮想概念の取り扱いがいまだにわからない人が多いんだ。着ぐるみを着て、自分を隠す人も多い。認められないんだ、たったひとつの自分を。
おもしろくなかった。
大学生になった僕が主人公。ただなんとなく学生闘争に巻き込まれ、自分の意見がなく、人に流される。読んでてもやもやする。
ところどころ非常に共感を覚える個所があったものの、やはり私の知らない時代を背景にしているところと、主人公が男性であるということでイマイチ「?」な部分も多々あり。
主人公よりもレイ子と、主人公の母親の心情に入れ込んでしまった。
リアルタイムで読みたかったなあと思って発表年を見たら私は生まれていない年で……いい意味で残念に思った。
ワタナベとは違う目線の同時代を描く
田舎から東京の大学にやってきいったい僕はどうやって生きていくんだろう?学生運動、年上の女性との同棲などを通して心の葛藤を描く青春小説。
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4041478057
── 三田 誠広《僕って何 1977-20080904 河出文庫》
よく、分かる。
この主人公「僕」の気持ち、とても良く分かります。
そして、これを読んで、自分が思ったりしていることに、
答えは結局ないんだななどと思いました。
私はずーっと、心のどこかに中学生の自分を抱えています。
たぶん、その中学生の私が「そうだ!」と全力で叫んだ小説です。
分かってしまう自分を少し歯がゆく思ったりするのでした。
久しぶりの読書。「僕」と同じ、大学という環境に身を置く自分自身にたくさんの共感、たくさんの問いかけをくれた。「僕」は自分を模索するけれど、結局は漠然とした答えしか出てこないあたり、俺に似たような・・・
ぼくってなんだろーねぇ?
自分とよく似た男を追ったら女子高生を騙す悪い男だった。
で、言い負かされて家に帰ったらコタツでおかんと彼女が中よさそうにミカン食ってた
そんだけ。ゴミ本。
私が思ってたのがタイトルだったから手に取った本。
結局答えは出なかったけど、僕をリアルに感じた。
読んだ後テレビで学生運動のドラマやってて思わずみてしまった。
うちもこの時代に生きてみたかったかもって思った。
面白かった。学生運動と言われてもピンと来ないのは事実だが、自らのアイデンティティを見つけられない様子はよく分かる気がした。
七十七回芥川賞。右だろうと左だろうと、10代のうちに読んで欲しいな。所謂、全共闘時代の話ですが思想どうこうは置いておいて。
主体性のない主人公。主人公が自分を探すというか読む人にそれを意識させる。
若い人よりも少し年配の方のほうが共感できると思われる。
モロに団塊世代の著者。母親に連れられて青年は田舎から出てきた。セクト内紛争やら内ゲバやら年上の女と同棲やら。何がなんだかわからないうちに巻き込まれちゃって。一体僕はなんなんだろうって話。そういう言い方はないだろう。。(反)いや、ちょっと羨ましいんだ。ボクの頃のなんなんだろうっていう話はすごく無機質なものへの不安や抵抗だったから。熱くもなければ凍りついてるワケでもない。そう見えたのは自分だけかと思ったけど。けっこう周りも思っていたらしい。ほっとする。明らかにボクらの時代と違うのは当時の彼らは社会に対してちゃんと誠実に向き合おうとしている。そう努力しようと必死だ。でもそういう流れができてるのではないかと察しがつくだけボクは羨ましいと思っただけ。今の大学生にも何がなんだかわからないというものはあるのだろうか。それは察しのつくものか。それともさっぱり見えない浮遊物か。気になるトコロ。 だ。
わからないようで何かわかるなぁ、って思えてしまう作品。
学生運動=早稲田っぽさが妙に親近感覚えるのかも。そういう時代に生まれてたら、大変だったろうなぁと思ってみたり。
学生運動とかまったく何もわからないけれど
もしわたしがそこの時代に生まれていたら
ただただ迷惑だなーと思っていただろうなと思う。
主体性のない主人公が、流れでオルグされて学生運動に参加したり、年上の女性と同棲したり。憧れとその周りの現実を描いている。
現実的なような、非現実的なような。。。でも、なんとなくではあるが自分を探し、見つけていく…?一生見つけられないんだろうけどね。
友達に教えて貰って「僕って何」を読みました。学園闘争の時代が舞台なのだけど政治的なモノは殆ど描かれてはなくて、これはその時代の青春モノなんだと思います。学生運動してたって個人の廻りにはやっぱ個人の生活や世界があるのだろうし逆に言えば今よりもっと身近な処に政治や思想があったのかも、しれないですね。そんな時代の空気感を描いた青春モノ、なんでしょう。なんてなコトを感じた次第です、ハイ。今を生きるあたし達... 続きを読む »

タイトルの通り、自分が何なのか分からない「僕」が、自分とは一体どのような存在なのかを探す本。「自分探しの旅に出る」と言っていても、勇気がなければ旅には行けない。「僕」のように、レイ子や委員長や海老原な...






