過去から来た女 (角川文庫 緑 497-41)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497418

作品紹介・あらすじ

名前が何となくおかしい。「田」。でんと読む。この小さな平和で静かな村で奇怪な事件が発生した-。田村の名家・常石家の一人娘文江は、19歳の時、人知れず出奔した。その時殺されたという噂が流れ、文江の幼な馴染みの容疑者和也は自殺し、一家は離散した。7年後、東京でデザイナーとして成功した文江は村に帰ってくるが…。不審な火災。駅長の死。幽霊運動。札束のつまったトランクの発見。緑深い田園を舞台にして次々と起こる、怪事件の真相は?ユーモア・ミステリーの傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 長編の中ではお気に入りの一冊。
    けっこう再読してるので、表紙がダメになりそう。

  • 昔,旧家のお嬢さんの家出があったところが,事件の発端だとの話。

    ほとぼりがさめた頃に故郷に帰ったところから,事件は再燃する。

    登場人物のほとんどが、事件の関係者だというのは田舎の物語でしばしばあるし、
    過去の事件の犯人探しというのもいろいろある。

    他の話との類似点を感じさせないような筋の展開は、赤川さんらしいのだろう。

    主人公があまりに生活とかけ離れているのでピンとこないのかもしれない。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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