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- Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041500576
感想・レビュー・書評
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六道ヶ辻シリーズ第一弾。
平安時代から続く旧家・大導寺家。
ある日一人息子の静音は蔵の虫干しの最中、奇妙なノートを見つける。
大導寺を名乗り、一族の家系図に無い人物が記したその日記には、大正時代に一族を滅亡寸前まで追い込んだ殺人鬼の記述が。
それに呼応するかのように現代でも日記の記述と同じ奇怪な出来事が?!
過去の亡霊が蘇ったのか?
著者渾身の探偵小説が始まる!
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大正ゴシックホラー…とでも云えばいいのだろうか。
平安から続く名門・大導寺一族の末裔である大導寺静音が発見したノートに書かれた、大導寺家の悲劇が繙かれる。
退廃的で破滅的な雰囲気を醸していると思うので、そういうのが好きな人には堪らないと思う。ただ、推理モノというには弱いかもしれませんが。