発作的座談会 (角川文庫 し 6-12)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041510124

感想・レビュー・書評

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  • 椎名誠をはじめとした4人のオジサンの、その名の通り発作的な座談会。

    すぐ「○○と××、とっちが強い?」で判断するシーナ、発言がとっぴなサーノ、読書量が半端じゃない目黒、弁舌の立つ木村…(敢えて呼び捨てさせてください)。
    他愛もない話題を真剣勝負に語る様子にゲラゲラ笑いながら読んだ記憶が…。「プっ」と噴き出すどころじゃありません>_<。抱腹絶倒必死!

    言葉だけではこの面白さは伝わりません!!!今まで読んだ座談会で一番面白いです!自信を持っておススメします!

  • 某月某日、満を持して集まった4人の男たち。されど無きに等しい展望と計画…。とりあえず酒を飲み、スルメをかみしめる。するとわき出るように溢れ出す言葉のバトルロイヤル!!どーでもいいこと悪いこと、とことん熱く語りぬく。脱線につぐ脱線で、どこへ行くのか漂流座談会。問答無用のライブな一冊。(裏表紙)

    話し合いの内容は二の次で、座談会のメンバーが笑いも怒りも交えてどーでもいいことを真剣にやりとりしているのが、たまらなく楽しい。
    2も買ってあるので、楽しみだ。

  • 電車の中では決して読んではいけません!
    にやにやしすぎて、周りの人から白い目で見られますww

  • 1997年6月読了。

  • 本当は単行本しか持ってませんが画像有りの誘惑に負けて…。
    なんて楽しい大人がいるんだ!と中学生時嬉しくなったものです。注釈含めて愛しすぎる本。

  • 本の雑誌が開く公開座談会に何回行ったかなぁ。懐かしい。

  • 今だと文庫本になってるんだなぁ。

    もともと本の雑誌を読んでいましたから、毎月の連載で読んでいた部分もあるのです。
    あるのですが、やはりまとまって一気に読むと、腹がよじれます。

    4人とも(椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、目黒考二)かなりいい大人だと思うんですけど、若い時からの知り合いってお互いを知っているだけに手順をふまない会話をしますよね? あんな感じです。
    おまけに座談会のテーマも「○○と△△どっちがエライか」というあまり深刻じゃない感じが良いのです。

  •  この本、昨年の10月にブクオフで買ってからずーっと車の常備本になってて、なかなかまとめて読めなかったが、これじゃあかん と思って取り出してきて読んだオモシロかった。 どこにいても少しひまな時間があると本を読みたくなる。したがって車の中にも常備本が1冊ある。しかし運転している最中はたとえ渋滞してもさすがに読まないし、駐車したくるまのなかでまとまった時間もそうそうあるものではない。そういうわけで長い間読まずにいた。 というようなどうでも良い話をシーナ、サーノ、木村弁護士、目黒考二の4人が集まってしゃべくる本。くだらないし本当にどーでもよい話ばかり。でもこれがおもしろいのだ。なんでだろう、と考えてもわからない。でもおもしろい。 そして、全然カンケイネイはなしですが、今日(6月24日)は、朝から たなぞう の調子が悪くてほとんど繋がらんかった。 そしたら夜になって とてもめずらしく 会員No1番の たなぞうくん が5冊ほどの本を風の様にUpして去っていった。7月の課題図書だそうな。わたしは既に知っていた。たなぞう がつながらなくて少したいくつだったので WEB本の雑誌の記事を読んでたらみっけた。たなぞう へは4冊しかUpされてないけどWEB本の雑誌にはもっと10冊くらい載ってた。 あとの一冊は本の雑誌社からでた新刊本に☆5つ付けた宣伝感想でした。イイノカヨー と思った。

  • いい大人が真剣に馬鹿話をするこのぬるさがたまりません。

  • 4人の著名なオッサンが繰り広げる知的なアホ話。(<もちろん賛辞のつもり)仲間に入れてほしい(爆)

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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