金沢加賀殺意の旅 (角川文庫 に 4-67)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 42
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041527672

作品紹介・あらすじ

片山津温泉の旅館で東京のカメラマン、湯浅が射殺体で発見された。湯浅は旅館の美人女将・北川深雪を訪ねて古都・金沢まで来たという。つづいて旅館の経営者、市川も射殺される。連続射殺事件の真相を求め、片山津に向かう十津川警部。捜査の過程で、深雪の実家が詐欺で数十億円を騙し取られていた過去が明らかになる。そして、詐欺事件の関係者が次々と射殺されていくが…。本当に裁くべきは女か悪党か?十津川の心が惑う!傑作長編トラベル・ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • ふつうにおもしろかった。

    初めてこの作家さんの本を読んだけど、句読点多すぎん?www

  • いきなり最初の登場人物が旅館で殺される。
    金沢の老舗の娘が,倒産して旅館の雇われ女将になっている。

    殺された男が東京から来ていたことと,
    東京でも類似の殺人があったため,
    十津川警部と亀井刑事が捜査にあたる。

    加賀のよいところの紹介がいまいちだけど,
    温泉郷はよいところだ。

  • 「古都加賀」と表現するのは西村氏のこだわりだろう。
    もう少し加賀の有名どころが登場してもよかった。

    ただ、ストーリー自体は犯人だろうが犯人だと断定できない女将をめぐってどんなことがあるのかを探っていくと答えにぶつかってきた、というストーリー。
    そこにうまく政治がからんでくる西村作品はあなどれない。

    最後の手紙は、もう少し犯人の十津川への思い入れがかかれているとよかったが、それは幻だろうか。

  • 評価2.5
    西村おはつ

    地元の空港で買い、家に着くまでに読了!
    時間つぶしにはもってこいでした^^

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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