十津川警部「狂気」 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041527818

作品紹介・あらすじ

東京月島に建設中の超高層マンションに、若い女性の全裸死体が吊り下げられた!死体の乳房は切り刻まれ、犯人は、その残酷な画像をテレビ局に送りつけてきたのだ。さらに10日後、第2の宙吊り死体が発見され…。事件を担当する十津川警部は、30年前、山陰の余部鉄橋と神戸の高層ビルで、同じような連続殺人があったことを突き止める。これらの事件に関連性はあるのか?時代を隔てた連続猟奇殺人に、十津川警部が挑む。傑作長編ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 何だか読んでると、田中真理が道化みたいに見えてしまった。最後に意中の人に殺されそうになって漸く気付くんだから、そりゃ死にたくなるよなと思うけど、犯人の正体や恐らく二重人格なんだろうなっていうのは読んでて予想出来るだけに、もうちょっと警戒しなさいよって思ってしまう。

  • 2021/03/29 43読了

  • 途中で解離かなと想像ついたけど、最終的に死んじゃうから、評価はマイナス1。ハッピーエンドである必要はないけど、投げやり感ある終わり方。

  • 女性を殺すという狂気。
    猟奇的殺人。
    読者を恐怖に陥れる。

    犯人はすぐに分かりますが、犯人が分かったからといって面白くはない。

    社会性を問題にしたいのか,
    人間性を問題にしたいのか。
    西村京太郎の狙いが見えてこない。

    十津川警部の活躍するのが好きな人にはお勧めできる。
    十津川警部の愛好者にはよい作品だと思う。

    西村京太郎らしい作品だが,好きにはなれない。

  • 西村京太郎さんは、鉄道モノがいいのかも。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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