空が見ていた (角川文庫 緑 540-51)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041540510

感想・レビュー・書評

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  • 80年代、私は小学生から中学生の時代でした。
    全盛はプロ野球、まだJリーグが始まる前の時代

    池田VSPL、三沢VS松山の壮絶な今も語り継がれる決勝戦

    その時代特有の匂いというか、感覚というか・・・

    目を閉じ、本を回想するとほんと目に浮かぶ・・・

    スポーツの1シーンが動くとき、見た目の我々の感じ、感動、思いのほかに

    本人たちの思い、気持ちと2つのドラマが交錯する。

    くそ暑い空の下、がむしゃらにまた走りたくなる・・・

  • スポーツノンフィクションというジャンルは山際淳司で知った。有名な選手はモチロンのこと、高校野球の無名な選手に対しての丹念な取材。そのとき何を思っていたのか、実際にどうプレイされたのかが精密に再現されていく。スポーツでは全て一瞬で終わってしまうプレイの中にも様々な思いが錯綜する。山際淳司が亡くなってしまい新刊が出されないのがすごく残念だ。

  • スポーツノンフィクション短編集。
    京大ギャングスターズを題材とした「一二月のエンブレム」は感動。

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著者プロフィール

作家。1948年神奈川県生まれ。中央大学法学部卒業後、ライターとして活動。80年「Sports Graphic Number」(文藝春秋)創刊号に掲載された短編ノンフィクション「江夏の21球」で注目を集める。81年同作が収録された『スローカーブを、もう一球』(角川書店)で第8回日本ノンフィクション賞を受賞。NHKのスポーツキャスターとしても活躍。95年5月29日没。著書多数。傑作選に『江夏の21球』『衣笠祥男 最後のシーズン』(いずれも角川新書)。

「2020年 『たった一人のオリンピック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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