秋の日のヴィオロンのため息の (角川文庫)

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著者 : 森瑶子
  • 角川書店 (1989年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041552186

秋の日のヴィオロンのため息の (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 1992

  •  経済的にも美貌にも恵まれている、一児の母「阿里子」の生活をつづった物語。10章からなるが、それぞれの章は比較的独立しており、単独で取り出してもほとんど物語になっているような感じ。<br>
    <br>
     夫との生活、娘との生活などが描かれている。自分も夫も不倫しているが、そこいらのそういう小説よりも、よっぽど真実みがあると思う反面、こんな夫婦、こんな親子って、かなり現実離れしているかも、と思う。<br>
     初出は1987年であり、多少古い感じもするが、でも洒落た文体の小説だと思う。軽く読めます。 <br>
     でも、阿里子の友達(和子)が、夫と別れて不倫相手と暮らし、すぐに別れてしまうことについて、お互いに文句も言わないでずっと我慢してきて、ある時突然に分かれを切り出した(切り出されれた)下りがあるが、なんとなく納得してしまうと同時に、太宰治の「桜桃」を思い出してしまった。

  • 人生の秋の日にさしかかっている--。経済的にも、美貌にも恵まれている主人公、三十八歳、女の選択。シリアスな問題をしゃれた会話体で浮き彫りにした長編小説

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