真理子の青春日記アンド・レター (角川文庫 緑 579-11)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041579114

作品紹介・あらすじ

昭和50年代はじめ。大学は卒業したものの、仕事も恋人も思うようにならない日々。が、真理子の心は、天才作家としてのデビュー、芥川賞受賞へとタイムスリップ-。夢と挫折、愛と憎しみ、妄想と野心が入り混じった、まばゆいまでの「青春」の足跡が綴られた日記、手紙を全公開します。それらは、やがて直木賞を受賞する真理子文学の「原点」そのもので、さらに、創作とはちがう生の迫力、たくまざるユーモアが満ちあふれているのです。

感想・レビュー・書評

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  • 大学は卒業したものの仕事もお金も恋人もいない著者の日記と手紙を公開。
    日記の切実さ、手紙のユーモア、上手いなあと思う。
    この時の野心・野望が実現しているところが凄い。
    後半の売れっ子になってからの日記も面白い。
    (図書館)

  • (メモ:高等部1年のときに読了。)

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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