ルージュの伝言 (角川文庫 緑 580-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 128
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041580011

感想・レビュー・書評

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  • 酒井順子さんの『ユーミンの罪』を読んで、この本を知りました。
    ユーミンが32年前、28歳のときに喋ったことを本にしたもの。

    八王子にむかう横浜線で読み始めたのですが、ユーミンはなんと八王子出身なんですね!
    こういう偶然がすごく多いです、最近。
    八王子駅の発車メロディー「もしかしたらユーミンかしら?」とワクワクしたけど、『夕焼け小焼け』でした。(作詞の中村雨紅さんが八王子の出身だそうです。)

    ユーミンは若く結婚したし、夫婦仲円満で御主人の正隆さんも今でも惚れている風だし、そして詩の内容きいてあまり恋愛経験ないのかなと思っていました。
    でも、中学生のとき初体験とか…けっこうスゴイです…。

    詩があまり恋愛経験豊富じゃないと感じたのはこういうことかも。つまりユーミンはラヴソングを書いていても、ラヴソングを書いているとは思っていない。日の光や水の輝きや、印象派みたいな、彼女はそんなのを描きたい。絵画的。彼女がよく聴く音楽もショパンとラベル。で、詩としては、聴く人のニーズにこたえてラブソングになっている。納得した私。

  • 「ユーミンの罪」の中で紹介されていて、図書館にリクエスト。
    https://booklog.jp/edit/1/4062882337

    ユーミンの若い頃の自伝かな。
    ユーミンが話している内容を、書き写している感じです。
    昭和59年初版なので、古いですね。
    ユーミンマニアには、面白いかも。
    私には、「ユーミンの罪」くらい解説してくれていた方が面白いかな。

  • ユーミンの曲作りを少し知ることが出来た本でした。
    この本の中でユーミン自身が「ちょっとけむった春の日にガラス越しに海を見た」「この食べかけのケーキが美しい」「疲れてうたた寝して起きたら、テレビがザァーってなっていたのがいいな」と思ったことが書きたくて、それをこじつけて恋愛の歌にすると書いてあり、非常に絵画的だと思うと書いてあった。
    ユーミンの曲を聴いた時、風景を思い浮かべる事がよくあるので、そうか、絵として伝わっていたんだな。と思った。

  • 八王子出身のユーミンの1冊。八王子のことを調べていて、興味を持って読んでみたけどインタビューがメインで、もうちょっとユーミンの曲を知ってから読んだほうがわかったかな、と思った1冊でした。ライブもすごくいいって言われたのでどこかで1度でいいから行ってみたいな。八王子に限らず、福生や立川でのエピソードもいくつも出てきて、風景が思い浮かぶところもありました。あと、「量は質を凌駕する」じゃないけど、たくさんつくると質が上がったり安定したりしてくるってところは仕事の面では自分も共通点があるなと感じました。

  • ユーミンの大ファンだったので、書店で見つけて読んでみました。

  • 30年くらいまえに買った気がする(苦笑)。
    買った時は読んでもよくわかんなかった。
    ただユーミンが好きだったから買ったのだ。
    でもちょくちょく開いてはパラパラとめくってしまう不思議な本。

  • 2006/10
      デビュー後10年目あたりの頃に出版されたユーミンのエッセイ集。
    とは言っても彼女がエッセイを執筆したわけじゃなくて、インタビュアーとの会話をまとめた、って形。
    それまでのユーミンの生き方や価値観が随所に描かれているのに加え、ユーミンの歌の詞があちこちに部分掲載されているのも魅力。まだ聞いたことのない歌を聞いてみたくなってしまう、非常にパワフルな一冊。

  • ユーミン好きなおかんが借りてきた本。ユーミンの歌の歌詞とかも書いてあって、あたしはユーミンの歌詞とか始めてみたからなんかスゴイなっておもうた。
    ユーミンの考え方とかぶっとんでて爽快だわさーー

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著者プロフィール

1972年に荒井由実としてデビュー。数々の名曲を生み、時代を作ってきたアーティスト。直近の活動としては、2016年10月3日より朝日新聞夕刊に新連載をスタート。11月2日には、38枚目のアルバム『宇宙図書館』をリリース。これに合わせ自己最長&最多本数(42都市/80本)の超ロングランツアーもスタートする。

「2017年 『ユーミンとフランスの秘密の関係』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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