トパーズ (角川文庫 む 4-4)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041586037

感想・レビュー・書評

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  • 読まなきゃよかったー

  • 性風俗の女性たちの話が12話。だいぶ狂った感じ。

  • ここまで書くの?!っていう位のエログロなSMワールドに、気分悪くなりながらも完読。全て一人称で書かれているので、他人の頭のなかを覗いているようで面白い。とっちらかった行動を取る人は、やはり頭の中もとっちらかっていて...。ダラダラと続く長い文章も、目の前にその子がいて話してくれているみたいで臨場感あり。
    変態だと思われそうなので、人にはオススメしませんが(笑)

  • 書きたいものを書いたって感じ。
    龍さんが好き勝手書いたものは多少つまらなくてもエネルギーだけは伝わるよ。

  • コインロッカーベイビーズなみに読んでいて気分が悪くなった本。
    けれど、こういう世界観は嫌いじゃない。

  • 鼻の曲がった女がオススメ
    佐野元春好きにはサムデイもオススメ

    サムデイの「あたし」とトパーズⅡの裕美は
    HISAYOさんみたいなガリガリで綺麗な女の人かな。
    骨と皮しかないような身体で胸が小さいのが悩みだとか
    ユミは私よりも少しブスだとか言ってる感じ。

    汚いのに嫌いになれない女がたくさん出てくる短編集。

  • SEX描写が細かすぎるし、ページとり過ぎ。内容は……で?って感じ。

  • すごい好き。特に「サムデイ」が最高に良かった。句読点が少なく読みづらそうなものなのだが、これが村上龍さんの技量かとんでもなく読みやすい。内容に反して文章はテンポが良く上品。そして肝心の内容もまわりに適応できず常に破滅願望と欠乏欲求をもてあましている少女が多い。あとがきから判断するに今の女性は異様に明るいと言っていた村上龍は、その明るい女性達が所属と愛の欲求と承認欲求が満たされなかった姿(異様に明るくても欠乏した女性の深層心理)を肥大化させたのではないだろうか。

  • 単身赴任の中、自宅の断捨離対象になった。
    学生時代から村上龍にはまっていた。
    内容はほとんど覚えていない。
    記憶力の頼りなさを感じさせられる。断捨離。 111009

  • よくSだMだなんて言うけど、これを読む限り俺はそのどちらにも属さないだろうと思った(あくまで小説ってのはあるけど)。とにかく刺激が強い内容ではある。

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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