“菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕 (角川スニーカー文庫 226-1)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041595107

感想・レビュー・書評

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  • 昔起きた事故について、突如「事件だった」と言い始めた少女。
    彼女の名前は、便宜上『菜々子さん』が使われている。
    なぜならば、本名を呼ぶと発作が起きるから。

    事件だったと話している『今』と、事故だった『過去』の
    さらに過去が語られていく。
    ので、物語というよりは、視点が定まった
    歴史書を読んでいるような気分に。

    『今』の自分達がどうしてこうなっているのか、というのも
    徐々に分かってくるわけですが、途中で面倒になって
    斜め読みして終了。
    新しいタイプのヒロインらしいですが
    単なる策士、ではないでしょうか?

著者プロフィール

第13回学園小説大賞にて「なしのすべて」で優秀賞を受賞。2010年『“菜々子さん”の戯曲』でデビュー。同作は「このライトノベルがすごい! 2012年」で53位にランクインするなど、注目を集める。他の著作に、『演奏しない軽音部と4枚のCD』『お口直しには、甘い謎を』『針町あかねは壁がある カメラ小僧と暗室探偵』『のど自慢殺人事件』『僕と彼女の嘘つきなアルバム』などがある。

「2020年 『さよならが言えるその日まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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