“菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕 (角川スニーカー文庫 226-1)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年8月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041595107
感想・レビュー・書評
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気味が悪い。出来は悪くないとは思うが、主人公と菜々子さんの言動・思考に不快感を覚える。
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発売前web全文無料公開で読みました。
まず、web版小説?電子書籍?というのが初体験だったのですが、とても読み難いものでした。Readerが悪いのかな?
まぁ、内容の方は、うむ、イマイチという感じですわ。
序盤は、いじめられっこの話で暗気味だし、web版の読みにくさもあって、評価は「よくない」でした。
中盤以降の、「犯人がいる?」ってあたりから、少しは面白くなってきました。
後半の騙し合いは好きですが、もっとクレバーな感じが欲しいと思いつつも、中学生という設定だし、こんなものかなと思いました。 -
無料全文公開中だったので読んでみる。
まず本編よりフォーマットについて。
WEB読書読み辛い。フォント荒いからかなぁ……10数ページ読むのはいいけど100ページ越えるときつい。
よかったのは挿絵がないこと。内容からしても、この本って表紙からラストまで絵がないほうが効果的な気がする。WEBも表紙がなければなぁ。(絵は綺麗なのであくまでも好みの話)
本文の内容について。
ミステリとしては微妙だった。話の展開というか構成事態は面白いので、もう少し時間を掛けるなり担当さんがしっかり見るなりして、整えたほうがいいのにもったいない。
発想は面白いけど、各個人の性格や、細かい描写や構成がとっちらかっている。(図や表にすれば整頓できるのではないかなと)
個人的にはラストが残念だった。