“菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕 (角川スニーカー文庫 226-1)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 232
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041595107

感想・レビュー・書評

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  • 気味が悪い。出来は悪くないとは思うが、主人公と菜々子さんの言動・思考に不快感を覚える。

  • 発売前web全文無料公開で読みました。
    まず、web版小説?電子書籍?というのが初体験だったのですが、とても読み難いものでした。Readerが悪いのかな?
    まぁ、内容の方は、うむ、イマイチという感じですわ。
    序盤は、いじめられっこの話で暗気味だし、web版の読みにくさもあって、評価は「よくない」でした。
    中盤以降の、「犯人がいる?」ってあたりから、少しは面白くなってきました。
    後半の騙し合いは好きですが、もっとクレバーな感じが欲しいと思いつつも、中学生という設定だし、こんなものかなと思いました。

  •  無料全文公開中だったので読んでみる。

     まず本編よりフォーマットについて。
     WEB読書読み辛い。フォント荒いからかなぁ……10数ページ読むのはいいけど100ページ越えるときつい。
     よかったのは挿絵がないこと。内容からしても、この本って表紙からラストまで絵がないほうが効果的な気がする。WEBも表紙がなければなぁ。(絵は綺麗なのであくまでも好みの話)

     本文の内容について。
     ミステリとしては微妙だった。話の展開というか構成事態は面白いので、もう少し時間を掛けるなり担当さんがしっかり見るなりして、整えたほうがいいのにもったいない。
     発想は面白いけど、各個人の性格や、細かい描写や構成がとっちらかっている。(図や表にすれば整頓できるのではないかなと)
     個人的にはラストが残念だった。

著者プロフィール

第13回学園小説大賞にて「なしのすべて」で優秀賞を受賞。2010年『“菜々子さん”の戯曲』でデビュー。同作は「このライトノベルがすごい! 2012年」で53位にランクインするなど、注目を集める。他の著作に、『演奏しない軽音部と4枚のCD』『お口直しには、甘い謎を』『針町あかねは壁がある カメラ小僧と暗室探偵』『のど自慢殺人事件』『僕と彼女の嘘つきなアルバム』などがある。

「2020年 『さよならが言えるその日まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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