ぼくらの大冒険 (角川文庫 そ 3-17)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 294
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041602171

感想・レビュー・書評

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  • 宮沢りえちゃんのセーラー服姿がかわいい表紙。
    中一の夏休み、河川敷に解放区を作り立てこもった
    ぼくらシリーズ第3弾。

    もうすぐ春休み。
    転校生の木下。余命あと3年で、レントゲンに
    骨も移らないという、薄命そうな同級生。
    彼がUFOが呼べると言い出して、
    みんなで見に行くが…。

    宗教の話が絡んでくるこの話。
    大人目線で見ると、現実的じゃないところも
    いっぱいあるけど、当時はわくわくしたなぁ。

  • 面白かった〜
    大人の理不尽に子どもならではの知恵と力で立ち向かってくの、シリーズのうちどれを読んでもスカッとする!
    でも3巻中今回のが1番展開が遅いのと洗脳が恐ろしいのと少し非現実感が消えないのとで、ちょい消化不良…。
    だいぶ前に全巻読んだけど色々やっぱり内容忘れてるな〜。次の巻はどんな話だったっけ…

  • 「ぼくら」シリーズ第3弾。

    転校生の木下は私の周りに居るような不思議な人だった。

    話の展開は前作と同じような感じで新鮮味を持てなかった。

  • 春休みにもう少しで入ろうかという、3月の下旬

    アメリカからの帰国子女、木下は、変わった男の子
    余命3年といわれている彼は、UFOを見ることができるという。

    そんな中仲良くなった英治などいつものメンバーは、UFOを見に出かけていく。

    しかし、15人で見に行ったはずだが、2人が忽然と姿を消す。

    調べていくうちに。裏に宗教団体の影が

    信頼関係のあるTV局の矢場、老稚園の瀬川と2人の救出に向かう。

    インチキ大人にいつものメンバーが立ち向かう!

  • 『負けることよりもやっちゃいけないことは目を瞑ることだよ』

    全て飲み込んでいけ。

  • 宇野と安永が誘拐される。

  • シリーズなのに、ずっと読んでなかった第三段。
    体の弱い転校生木下が呼んだUFOにさらわれた宇野と安永。
    狼少年ごっこをしていたせいもあり、子ども達を全く信じない大人達。
    矢場さんの協力で秩父の山にあるアルラ教の聖地へ乗り込む。

    中学生だからこそ、根拠のなくてもUFOなんていう非科学的なものも信じちゃうんだけど、思考回路的には単純過ぎて自分には投影できない。
    最後の突入のところが見せ場なのに、あっと言う間に解決してしまい、物足りない感があるのは残念だ。

  • 2014.2.9処分

    ぼくらの七日間戦争に続く、ぼくらシリーズ3作目。
    UFOを呼ぶという同級生に付いて行った河原で、仲間が1人、さらに後日1人と消えてしまったというストーリー。
    初めてぼくらシリーズを読んだけれど、ジュブナイルと言っていいのか、3時間かからずさらっと読めた。
    子供が何日も行方不明で警察に届けていなかったりするのはどうかなど、突っ込みどころはあるけれど、子供が読む友情冒険物語と思えばありかと。

  • 2013-32
    今でも怪しい宗教はある。
    良かれと思ってやってるからたちが悪い。

  • UFOが見えると木下に言われ、見に行くと2人がきえてしまう。果たしてどこへ?

    ぼくらは助けることができるのか?

    今回のテーマは宗教です。

    恐い話だけど、オウムとか含めて他人事ではないと思った。

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。1937年~45年まで愛知県で暮らす。日本大学芸術学部卒業。シナリオ製作、編集者などを経て、1979年作家デビュー。85年に刊行された『ぼくらの七日間戦争』は映画化され、中高生を中心に圧倒的な人気を呼ぶ。主な作品に『ぼくらの七日間戦争』をはじめとする「ぼくら」シリーズ、「2A」シリーズ、「東京キャッツタウン」シリーズ(角川つばさ文庫)など多数。

「2023年 『ぼくらのオンライン戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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