日光殺人事件 (角川文庫 う 1-51)

著者 :
  • KADOKAWA
3.17
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本棚登録 : 128
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607527

作品紹介・あらすじ

取材で日光を訪れた浅見光彦は、華厳の滝で飛び込み自殺に遭遇。崖下からはもう一体、智秋家の次男の白骨死体が発見された。失踪前に残した「日光で面白いものを発見した」という言葉をヒントに謎を解く。

感想・レビュー・書評

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  • 栃木県に旅行に行く前に読もうと思った作品です。相変わらず歴史や観光の勉強になるなと感じましたが、明智光秀=天海の話は最初だけでほぼスルーされていたのは残念ですし、犯人も「誰?」って感じの変化球で、短歌にも興味のないわたしには残念なストーリーでした。

  • 牧場で浅見光彦が落馬するシーンは
    笑えた。そこから事件の謎が段々と解決
    に導かれるさすが浅見光彦!難問事件
    解決。。面白かった。

  • おなじみ浅見光彦シリーズのコミカルなミステリ。

    天海上人明智光秀説(本当にそういう説が有るらしい)を嫌々調べに日光に向かった浅見。そこで華厳の滝からの自殺に遭遇し、その自殺者の捜索の過程で、財界人の兄弟と思われる白骨遺体が見つかる。

    浅見シリーズの初期作なのかと思われるのだけど、色々と荒削りで、かなり乱暴なストーリー展開のため、俯瞰して読んでしまうと怒る人もいるかもしれないが、文字面だけ追っていく(つまり考えずに読む)と、それなりに楽しめる。

    大韓航空爆破事件やらいろんな時事ネタを折り込みつつ、強引にエンディングに突き進み、いろんなネタが未回収のままと言うのは、ちょっとどうかな。

  • この本は・・・
    他の本によろめいてたのもあったせいか(笑)、いまいちスラスラのめり込んで読めなかった^^;。
    内容も、謎だった殺人の動機がたいしたことがなくて、解明されたら「なぁんだ」って感じw
    出てきたヒロインは、俗に言うツンデレタイプ(笑)
    思い込みが激しく、攻撃的でそれでいて後になって急に浅見に優しくなったりとか^^;
    全体的に見てさほどじゃない話だった。
    まぁたまにはこういうのもあるねって感じかな(何)

  • 栃木などを舞台とした作品です。

  • 3.5

  • 高校生の時には、ハマッてた内田作品。ちょっとした企画のために、「今更?」とも思いながら読んだ。 読んでみると、やっぱりそこそこ面白い。誠実にミステリーされていて、最近の捻ったミステリーと比べると、「ちょっと薄味だけど、普通に楽しめる」感じ。 人気も根強いしね。やっぱり凄い事だ、一定の評価を得続けるって。

  • 「ニッコウで面白いものを見つけた」。短歌。天海僧正=明智光秀説。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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