貴賓室の怪人 「飛鳥」編 (角川文庫 う 1-58)

著者 :
  • KADOKAWA
3.10
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本棚登録 : 223
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607596

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ85作目。
    個人的には初内田作品です。
    船という密室で起こる事件。
    まぁ、主人公に都合の良い設定、被害者は悪人だから殺されても許されるという考えは時代だなぁと。
    ホームズなどは良しとしてましたけどね。
    トリックも既出の古典的なやつ。
    最後のパーティなに?
    アピールがすごい。
    わざわざする?

  • 内容紹介

    豪華客船は巨大な密室と化した! 浅見光彦、初の海外シリーズ! 

    浅見光彦に豪華客船「飛鳥」の世界一周旅行を取材して欲しいという依頼が舞い込んだ。出航直前、浅見は「貴賓室の怪人に気をつけろ」という謎の手紙を受け取る。ただならぬ予感を孕みながら、世界一周クルーズへ――

    その時、豪華客船は巨大な密室と化した―!浅見光彦大海原へ 浅見光彦に豪華客船「飛鳥」での世界一周クルーズを取材する依頼が舞い込む。だが出航直前、浅見は「貴賓室の怪人に気をつけろ」という謎の手紙を受け取った。その上、乗船客には作家・内田康夫夫妻も…。ただならぬ予感を孕みながら、「飛鳥」は世界の大海原へ華々しく出航する。しかし、洋上の密室と化した船内で、あり得ないはずの殺人事件が起きた―。浅見光彦と岡部警視、名探偵二人が船上の<罪と罰>に迫る!浅見光彦が初めて海外に進出した記念碑的長編。

  • 手軽に読める「浅見光彦シリーズ」だが、その中でもミステリー色が少ない物語になっている。
    「飛鳥」を舞台にしているし旅情ミステリーとして楽しめばいいかと。
    「裁かれるべき人間」がいることはわかる。
    けれど、個人が「裁く権利」をそれぞれに行使したら法治国家は成り立たない。
    すべてを理解したうえで選択したある結末。
    光彦も岡部も、飛鳥船上だからこそ出来た選択なのではないだろうか。
    なお、この物語は「イタリア幻想曲」と一対になっている。
    「飛鳥編」だけを読むのではなく、「イタリア幻想曲」も次いで読んでほしい。

  • 浅見光彦に豪華客船「飛鳥」での世界一周クルーズを取材する依頼が舞い込む。だが出航直前、浅見は「貴賓室の怪人に気をつけろ」という謎の手紙を受け取った。その上、乗船客には作家・内田康夫夫妻も…。ただならぬ予感を孕みながら、「飛鳥」は世界の大海原へ華々しく出航する。しかし、洋上の密室と化した船内で、あり得ないはずの殺人事件が起きた―。浅見光彦と岡部警視、名探偵二人が船上の<罪と罰>に迫る!浅見光彦が初めて海外に進出した記念碑的長編。

  • (リリース:由佳子さん)

  • 一番好きな中村俊介の浅見光彦を思い浮かべながら読んだ。笑
    もやもやが残るラストだったのがちょっと残念…。続編を読めばすっきりするのかな。

  • イマイチ。

  • これを読んで、「飛鳥」に乗ってみたくなりました。ロマンありすぎ。
    光彦さんはあんまり目立ってなかったかな?

  • 4月-12。3.0点。
    豪華客船飛鳥での殺人。浅見と同室の、癖ありの男が、被害者。船内に動機のある人物が複数。岡部警視が登場。
    海外ミステリーの名作とオーバーラップ。途中から何となく結末がわかる。
    大きな謎は次作に。

  • 最近、よくテレビで豪華客船「飛鳥Ⅱ」の紹介を見るので、タイムリーに読めたのかも。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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