贄門島 下 (角川文庫 う 1-71)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607749

作品紹介・あらすじ

房総の豊かな海に浮かぶ小島・美瀬島で生まれた紗枝子は幼い頃、深夜に叔父たちが「人の形をしたもの」を運んでいるのを目にした。「西風でいい送りになったなあ」と語る彼らの声にただならぬものを感じた紗枝子は、恩師が叔父と結婚すると聞き、婚約を破棄させた。その後恩師は謎のメッセージを残して失踪、浅見光彦は紗枝子の恩師捜しも請け負った。哀しみの因習に縛られた島で名探偵が解き明かす、連続失踪事件の驚愕の真実とは。

感想・レビュー・書評

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  • 下巻は上巻よりも、ページターナーというか、へー?なぜ?どうしてと?軽快なピッチで読み進みます。
    全島民を含めた反社会的な違法行為にかなり非現実性を感じるが、小説と割ければヘェ〜!そんな事ありという面白さもある。
    東京湾を中心にクルーザーで長年遊んでた自分からすると北朝鮮船のアクセスや遠州灘を超えて漁船での船舶移動、台風下の連絡船移動などちょっとあり得ない設定が気になるがコレが小説と割り切って読みました。
    マア、しかし、毎回、内田さん良く思いつくね 、もう少し生きていて欲しかった ^_^

  • 房総の豊かな海に浮かぶ小島・美瀬島で生まれた紗枝子は幼い頃、深夜に叔父たちが「人の形をしたもの」を運んでいるのを目にした。「西風でいい送りになったなあ」と語る彼らの声にただならぬものを感じた紗枝子は、恩師が叔父と結婚すると聞き、婚約を破棄させた。その後恩師は謎のメッセージを残して失踪、浅見光彦は紗枝子の恩師捜しも請け負った。哀しみの因習に縛られた島で名探偵が解き明かす、連続失踪事件の驚愕の真実とは。

  • 7月-4。4.0点。
    代議士秘書の、死亡とルポライター死亡の真相が明らかに。北朝鮮との意外な交流。
    面白かった。ラストの正義の行い方が良かった。

  • 関東地方に住んでおりますが、面白い島に目をつけたなぁというストーリー。北朝鮮とその島がつながる。非常に面白いストーリー。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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