されど君は微笑む 約束の街6 (角川文庫 き 6-24 約束の街 6)

  • KADOKAWA
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041612248

作品紹介・あらすじ

N市から男が流れてきた。川中良一。人が死ぬのを見過ぎた眼を持っていると思った。彼の笑顔はいつも哀しそうだとも思った。また「約束の街」に揉め事がおこる。

感想・レビュー・書評

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  • 一人称のソルティは何だか物悲しい。

  • インフルのお供に再読

  • 最高

  • 吉田さんが死んでからの存在感が、その後の物語の軸を歪ませているような印象を受けました。
    せっかく川中さん登場なのになんだか勿体無いような。

  • 約束の街 6/8

  • わいるどだぜ~。流行した「ソープへ行け」をばっさり捨て、歴史小説かいてるぜ~。でも俺はすきだぜ~。(念のためすぎちゃんだぜ~)

  • のっけからソルティの様子がおかしい。子供ができて守りに入ってしまいそうな自分に馴染めないでいる。代わる代わるヒーローが死んで行くシリーズものなので、嫌な予感。そして川村良一が威風堂々と登場。小僧だった坂井までずいぶんと渋くなっている。秋山の娘もかなりハードボイルドになった。物語は死ななくても良いはずの、ソルティの友人が死んだりして、いよいよ嫌な雲行き。諸悪の根源にも直接川村が肉薄。「おいおい、シリーズはこれでお終いか?」と疑ってしまう。個性の強いヒーローを一同に登場させているので、山場の設定には事欠かない。そして圧巻の最後。まだシリーズ全部を完読していないけど、この作品は出色だと思う。

  • 川中とソルティが出会い、ハードボイルドを展開

  • 約束の街シリーズを読んでいないので、その第6弾というより、俺にとってはブラディ・ドールシリーズ第11弾という感じ。
    何年かぶりに北方謙三を読んだけど、やっぱ面白いわ。単純に面白い。ハラハラドキドキ(昭和擬音)しながら、コーヒーとか飲みながら一気に読む。そして、読み終わった後に言葉にしづらいなにかが、ほんの少し残る。最高じゃないか。

  • 約束の街シリーズ第6弾。ここから遂にN市の面々が上陸。約束の街シリーズはブラディ・ドールシリーズと繋がり、新たな顔を見せ出します。川中とキドニー、不器用なおっさん達は健在だった。

  • 約束の街 ⑥

  • なんと!
    この巻デブラディドールと繋がったのです!!
    びっくりしたよーもー

    大雪の日、ソルティが出会ったのは成長した安見――
    その安見を助けに、N市から社長が! そして坂井が!
    坂井を黒豹に例えたい・・・ほど格好良い・・・(ダメです、もう)

    トラブルを嗅ぎつけるソルティ、また大きなものに巻き込まれる、と感じる。
    しかし、実は子供が出来て結婚してしまったソルティ。
    父親であり、夫となりながらもソルティのソルティな部分がなくなるはずもなく。

    ブラディドールを愛していた秋野には、待ちに待った一冊です。

  • できればキドニーにもご登場願いたかったです。

  • あの川中が、BDシリーズを抜け出して約街にやってきた。実は藤木の弟が……などという関連も生まれ、BDファンには堪らない一作。

  • なにげに娘の世話をやくソルティも好きです。しかしやはり何と言っても社長。役者が違い過ぎるぜ。余所の街で男を落としすぎ。ソルティ一目惚れだし<・・・間違ってないし。 そりゃ坂井君も黙ってお留守番やってらんないよ。というか彼は周囲に威嚇しすぎだと思うんですが。水村さんと坂井君のツーショットも好きです。くぅ。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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