真夜中へもう一歩 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041616079

作品紹介・あらすじ

横浜医科大学の処理室から一体の屍体が消えた。屍体は江口達夫という医大生のもので、学術解剖用に遺体を提供するという遺書が死後発見されていた。消えた屍体の捜索を依頼された神奈川県警捜査一課の二村永爾は、江口の友人二人を訪ねるが、その数日後、屍体は処理室に戻っていた-。『ロング・グッドバイ』の二村永爾シリーズ第2弾!傑作長編ハードボイルド。

感想・レビュー・書評

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  • 10年ぶりに再読
    二村永爾シリーズの第2作目。
    プロットが多少複雑なので、物語になかなかのめり込めなかった。
    昔読んだときはもっとのめり込んでいたと思うのだが....
    ヨコハマを中心とした街の描写は秀逸。
    ヨコハマに育ち、バブル前のヨコハマを知らないと面白味が半減するという読者のリテラシーレベルを問われる本(爆)
    再購入2015/08/26JPN108

  • 1985年11月25日 光文社よりハードカヴァーで出版された。 当時の装幀は江口寿史が担当。 帯には 〈8年目にして完成した長編ミステリー〉 とある。  二村永爾の長編第2弾。 元々はリンゴォ・キッド~と同時期に書き貯めたシナリオの中の一本だった。 著者が自分自身の怠惰を詫びる文章を巻末に (言い訳がましく) 記している。 ところで「コルテスの収穫」はどうなったんだ。

  • 二村永爾シリーズ第二弾。


    横浜医科大学から消えた一体の遺体。

    遺体の捜索を依頼された二村だったが、数日後、遺体は元に戻されていた。


    その理由を知るため、動き始めた二村が観たものとは?

    彼が真夜中に踏み出した一歩を噛み締めてください。

  • 2009/11/24読了

  • 二村シリーズの第2弾。相変わらず二村さんがしぶいですね。謎解きよりも二村さんの行動や言葉に圧倒される。こんな刑事って実際にはいないだろうなぁ

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著者プロフィール

1950年、神奈川県横浜市生まれ。漫画家などを経て、1972年『抱きしめたい』で小説家デビュー。「アゲイン」「ザ・ギャンブラー」では映画監督を務めた、『あ・じゃ・ぱん!』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、『ららら科學の子』で三島由紀夫賞、『ロング・グッドバイ』でマルタの鷹協会・ファルコン賞を受賞。

「2022年 『サムライ・ノングラータ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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