ブロードウェイの戦車〈1〉 (角川文庫)

  • 13人登録
  • 3.80評価
    • (2)
    • (1)
    • (1)
    • (1)
    • (0)
  • 2レビュー
  • 角川書店 (1987年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041616536

ブロードウェイの戦車〈1〉 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 矢作俊彦が映画が作りたくて書いた脚本を、司城志郎が小説に書き起こしたノベライズ本。ちなみに映画は作られていない。

    内容は『もしも、忠臣蔵がハードボイルドだったら』

    今の季節に読み返すのにぴったり。

    ※主人公の配役は、日活無国籍アクションの『エースのジョー』を指定していますネ (^^)

  • エースのジョウの後半生第二弾。

    といっても、あのエースのジョウにしては出来過ぎなくらい軍人、傭兵として登場。前作、「暗闇にノーサイド」が1979年フランスで終わっているが、これはレーガン政権下、アンドロポフが死ぬ直後の話だ。それを1984年8月にカドカワノベルスで刊行している。

    一体全体、どんな離れ業。この本にはレーガン政権下の諸々や時の世界情勢が背景として、必要十分に描かれていて、物語の方向に大きく影響している。

    フリーランスの傭兵の知己など、勿論、持ち合わせないが、近代戦以降、一部の紛争を除いて、傭兵が割に合わない商売であることは容易に想像がつく。ジョウも牧場主なら、仲間もカレー屋オーナー、バーのオーナー、博物館員、スタントマン、スポーツショップオーナー、観光案内、と身過ぎ世過ぎの職を持つ。ジョウの上官であり、恩人でもあるスペード卿が、クラブで別の貴族の暗殺に失敗し、警護に射殺されたからと言って、身過ぎ世過ぎのはずの生活が最早本業になっていても誰も攻められない。

    ジョウは、暗殺の理由を調べながら、昔の仲間に会い、一人時代に取り残された気分を味わうが、一方、派手なキャンペーンを打ち、アメリカに移り住んだ貴族を追い詰め、スポンサーと仲間を募る。

    ソ連相手の商売をする穀物メジャーに囲われる貴族と、それを疑わないどころか手助けするような英国。ソ連と英国の結びつきを懸念するアメリカの諜報組織がジョウに関心を持ち、物語はⅡ巻へと。

    ジョウはブロードウェイに戦車を走らせるのか?。

全2件中 1 - 2件を表示

矢作俊彦の作品

ブロードウェイの戦車〈1〉 (角川文庫)はこんな本です

ツイートする