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みんなの感想・レビュー・書評
数多出てくる現代日本史のパロディに四苦八苦しながらも、高校時代に読破した思い出の書籍である。
ストーリーは、ドイツのごとく西と東にわかれた日本国で主人公が文字通り「東奔西走」するといったものである。前述の通り、作者の圧倒的知識量に裏打ちされたパロディの数々に驚かされる。
知識を付けてから、もう一度読破に挑戦したい本でもある。
よくぞ出版できたなあと思う。面白いけど、ここまで実在の人物をおょくって大丈夫なんだろうか。もっと評価されてもいい作品だけど、友人に推薦するには気が引ける。でも、この本が好きな人とは多分友達になれる。
面白かったんだけど、作者の意図が判らない。
東西分断された日本。東は中曽根が壁を築き、農業ゲリラの首魁が田中角栄。西は吉本が治め、関西弁が公用語。
残念ながら、あの人が!という意外性のある登場人物は少ない。逆に必然性を感じない登場人物多し。安田講堂が後半の謎の舞台になったので、この世代の拘りなのかと思ってしまう。
作者を知ったのは漫画「気分は戦争」の原作。以来、有りもしない見事な嘘から、現実の無様な日本の姿を映す鏡をつきつけられて吃驚してきた
けれど、この作品はどうなんだろう。話が長すぎるのと、謎の解明にあっと驚く意外性が少なかったというのはパラレルワールドを舞台にしたミステリーとしては点が低くなる。
もう一回、じっくり読み返した方がいいんだろうか。
我等が矢作俊彦による昭和戦後史。って誰だよ私以外の我等。不朽の名作です。
ただの昭和戦後史じゃぁありません。原爆が落とされる、いや、落ちる場所から、占領軍から違う、「偽」昭和戦後史なのです。「真」昭和史でご活躍の皆様、いや、同姓同名の皆様がご活躍される昭和史です。
田中角栄、中曽根康弘、石原慎太郎、平岡公威、吉本興業一同、等々、などが登場し、CNNのレポーターを狂言回しに、八面六臂。物語は、数多の文学作品から換骨奪胎、「薔薇の名前」も吃驚です。
題名からして、あじゃぱん、A Japa ん!、アジャパ-!といった諧謔ぶりに、眉をひそめるか、舌なめずりをされる方にはオススメします。
いや、もう、この「日本」かなり好きです。どっちの?。それはまた、別の話。
2010年1月〜2月のどこかで再読。







