徳川四天王 上 (角川文庫 な 10-31)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (525ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041633496

作品紹介・あらすじ

三河の弱小大名・松平広忠に嫁いだお大の方は、四天王に守られた帝釈天の幻を見ながら竹千代(のちの徳川家康)を出産した。今川義元の属将を経て、桶狭間の戦いを機に岡崎に帰還した家康は、織田信長と清須同盟を結んで今川氏を退け、武田氏を滅ぼして着々と勢力を拡大する。「家康に過ぎたるもの」といわれた本多忠勝を中心に、酒井忠次・榊原康政・井伊直政の「徳川四天王」をはじめ、家康を支えた三河武士たちの活躍を描く。

感想・レビュー・書評

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  • 題名は徳川四天王だがほぼ本多忠勝がメイン。大事な局面では常に忠勝に味方する鈴鹿一党の影の活躍がある。光秀の献策、新武将田原八郎太忠家、などの創造性は面白い信康と井伊のくだりでは「まさか。」とドキリとした。後は少し濡れ場が多過ぎかな(笑)

  • 徳川家康の四天王について書いた本ではありますが、主人公は本多忠勝となっています。

    徳川四天王は武功派の武将ですが、いずれも、見事なまでの先見の明と政治力を発揮する、形で語られています。

    が、対本多正信となると、それまでの政治に対する理解が失われて、敵意むき出しになるなど、両極端な感じが面白いです。

    ↓ ブログも書いています。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-597d.html

  • 徳川家康の生涯のうち、本能寺の変辺りまでを上巻では描いています。四天王という、家臣から見た家康の勇ましい時期を描いています!面白い本でした。

  • 歴史上の人物といえば徳川である。酒井忠次、本田忠勝、榊原康政、井伊直政を中心徳川の歴史を築きあげる作品である。

  • 徳川四天王と呼ばれた四人の武将、酒井忠次、本田忠勝、榊原康政、井伊直政を中心に、今川氏従属期より徳川幕府樹立までを描いた作品です。

    前半は忠次、忠勝、康政の三人だけですが、中盤からまだ幼い直政がその頭角を現してきます。
    後半では筆頭であった忠次が徐々に一線より下がりはじめ、逆に直政の活躍が目立ちます。
    直政の早すぎる死が惜しまれますが、この四人の内、誰か一人でも欠けていたら徳川氏の隆盛は無かったのでは、と思えて仕方ありません。

    自分は忠勝が一番好きなんですけどね(笑

  • 上下巻

  • 三河の弱小大名・松平広忠に嫁いだお大の方は、四天王に守られた帝釈天の幻を見ながら竹千代(のちの徳川家康)を出産した。今川義元の属将を経て、桶狭間の戦いを機に岡崎に帰還した家康は、織田信長と清須同盟を結んで今川氏を退け、武田氏を滅ぼして着々と勢力を拡大する。「家康に過ぎたるもの」といわれた本多忠勝を中心に、酒井忠次・榊原康政・井伊直政の「徳川四天王」をはじめ、家康を支えた三河武士たちの活躍を描く。

     2007年3月24日購入

     2009年4月26日初読

  • 三傑の三人、特に忠勝に偏っているようです。酒井さんは???
    それにしても小平太もえ。

  • 平八郎メインの徳川四天王っていうか、ほぼ三傑。

    於大の方が頑張って「四天王」というスタンスを支える本。
    平八郎が知らぬ間に大人の階段を上っていく本(ゑ)。

    四天王より寧ろ鈴鹿一党の皆様の方が活躍してますが…頑張れ四天王!!

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