On The Beach (角川文庫)

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著者 : 喜多嶋隆
  • 角川書店 (2007年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041646427

On The Beach (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ・爽やかさ、懐かしさ、温かさを感じさせる夏の恋愛小説短編集
    ・テンポのいい文体で、頭にスッと入ってくる
    ・幼少時の淡い恋心に始まり、学生の恋、大人の恋まで幅広いストーリー

  • もし、僕と彼女のことを小説に書くとしたら、ラストはどう書くだろうと、ふと考えはじめた。しばらく考える。たとえば……。
    〈これはこれで、ひとつのハッピー・エンドといえるだろう。〉と結ぶ。続けて、〈僕と彼女が「ペニー・レイン」を歌ったあの日は、いまも色褪せることなく、僕の中で輝き続けていた。〉と、しめくくるかもしれない。

    「あの日、『ペニー・レイン』を歌ったね」より

  • 夏の海を舞台にした7つの恋の物語。
    この本は、『夏』以外に読むとダメ

    甘く切ない、大人の恋。
    いやらしくないのがgood

  • 夏、と、恋、にまつわる5つの短編小説。
    さわやかな装丁に気持ちが惹かれて、手に取ってみた。

    ライトな感じの小説だったかな。
    さわやかで、さらりとしてて、ほとんど後味を残さない。
    タイトルのとおり、浜辺に吹く夏の風みたい。


    夏の恋ってこうかもね。
    軽くても、衝動的でも、それも悪くないじゃん、って思わせる。
    そういうものをお互いが求めるなら、形なんていらない、って。

    必ずしもHappy endばっかりじゃなくて
    せつない恋の物語もあったけど、
    それはそれで少しだけ素敵だった。
    (自分はやだけど、せつないのは)


    個人的には、3話目の『敗戦投手に口づけを』と、
    最後の話、『潮風のパスタ』がお気に入り。
    絵になりそうな、夏の場面が浮かぶような、
    そんなきれいな物語なんだもん。

    『あの日、「ペニー・レイン」を歌ったね』
    っていうタイトルも、詩的で好きなんだけど。
    これは、ちょっと切なすぎた。
    過去にしなきゃいけない瞬間か。

    でも、やっぱり、海はいいなぁ。
    広くて大きい場所が好き。
    水のある場所も好き。
    気持ちが落ち着いたり、開放的になったりする、
    その心躍る感じが大好き。

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