宇宙皇子 天上編 9 (角川文庫 緑 653-29)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041653296

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  • 天翔船で北天の父神のもとをめざす宇宙皇子たちは、突如現われた巨大な天山に行く手を阻まれてしまいます。しかし、キジムナーの魔力によって船はふたたび動き出します。同時に、その魔力の余波により、遊鬼士たちは忘れてしまっていたみずからの過去を夢に見ることになり、自分自身の立脚点を見つめなおすことになります。

    各務が帝釈天にさらわれて戦うことになるまでは、いちおうストーリーの経緯が明瞭だったのですが、その後の宇宙皇子たちの身に起こる出来事は行き当たりばったりで、迷走している感が否めません。その都度彼らは自分自身への問いかけをおこなっているのですが、それも精神的な成長を遂げているというより堂々巡りの印象があります。

  • やけに会話が冗長というか…「そうだ」「そうかも」ばかり…作者にしゃべらされてる感がある。

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著者プロフィール

脚本家、小説家、放送作家。慶應義塾大学文学部国文学科卒(1958年)。日本文芸家協会、日本ペンクラブ、日本脚本家連盟会員。京都嵯峨芸術大学客員教授。特撮作品やアニメーションの脚本家として『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『突撃! ヒューマン!!』『サンダーマスク』、『マジンガーZ』『六神合体ゴッドマーズ』『宇宙戦艦ヤマト』など多くの作品に携わり、小説家として累計1,000万部を売り上げた『宇宙皇子』シリーズなど。

「2015年 『今は昔“言霊”(メッセージ)あり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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