日本史の叛逆者 私説・壬申の乱 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041662090

作品紹介・あらすじ

古代史上最大の争乱といわれる壬申の乱。中大兄皇子と大海人皇子の異父兄弟は、何故それほどまで憎み合わなければならなかったのか。歴史の真相と人間模様を独自の視点で探り、描いた新本格歴史小説。

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の漢殿(大海人皇子)は、皇極女帝が新羅の王族との間で生まれた子供であり、皇子には列せられない不義の子、槍の名手で中大兄皇子のために暗殺を司る、との過激な設定。大化の改新から壬申の乱まで駆け足のストーリー展開。

  • 著者の歴史観をそのまま反映させた小説で、まあまあ楽しめる。
    にしても中大兄皇子のキャラ設定には、ちょっと失敗しているように思えるなあ。

  • 壬申の乱、天智・天武の代替わりがよく分かる。

  • 一言で言うと斬新。いろんな視点から歴史を見ようというきっかけになりそう。

  • 古代史上最大の争乱といわれる壬申の乱。中大兄皇子と大海人皇子の異父兄弟は、何故それほどまで憎み合わなければならなかったのか。歴史の真相と人間模様を独自の視点で探り、描いた新本格歴史小説。

  • 終わったのではない、これから始まるのだ

  • なかなか良いです。

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著者プロフィール

1954年、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBSに入社。報道局在職中の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念。独自の歴史観からテーマに斬り込む作品で多くのファンをつかむ。著書は『逆説の日本史』シリーズ(小学館)、『英傑の日本史』『動乱の日本史』シリーズ、『天皇の日本史』、『お金の日本史 和同開珎から渋沢栄一まで』『お金の日本史 近現代編』(いずれもKADOKAWA)など多数。

「2023年 『絶対に民主化しない中国の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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