詩集 風は君に属するか (角川文庫 き 9-75)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年8月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041673799
感想・レビュー・書評
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自然の流れを見てるようで人の感情がそこにあるそんな詩たち 「虹」と「薔薇色の孤独」は繰り返し読んだ
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帯タイトルは、
「誰かと向き合うことは、
こんなにも、切なく、愛しい。」
いやあ、
久々に読み返しました。
私にとって詩は、
どれだけ
想像できて
感じるコトが出来て
共感できるか。
そのときの自分にピッタリのものを探すような。
たった数行に
たーくさんの感情や想いが込められてる。
気持ちのかたまりのようなもの。
今は、
あの人のことを想いながら
苦しいけど大切に読もう。
「思っても、
思っても、
届かない思い。
かなわない思いをかかえて、
今日も生きて行く。
どうして、
あなたという人が存在するのだろう。
神様はなぜ、
こんなにもかなわない思いをさせるのだろう。
なにかの罰のようです。
どれほど考えてもわからない。
忘れることもできない、
かなわぬ恋。」
何処にいるのかも、
何をしているのかもわからないのに、
思わずにはいられない人。
そろそろ、
決着をつけるべきなの。 -
久しぶりの銀色夏生さんの新作詩集ということで楽しみに購入。前にどこかで読んだことのあるフレーズ?と思う詩もいくつかあったけどやっぱり心に響くモノはたくさんあった。ピュアに戻れるステキな瞬間。銀色夏生さんの詩って情景をすぐに思い浮かべられるのが好き。感情移入できるのが好き。