| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
みんなの感想・レビュー・書評
御手洗潔シリーズ
世間話をしにやってきた高沢秀子の話から誘拐事件の可能性を鍵とった御手洗。協会のバザーにやってきた友人折野郁恵の息子夫婦の怪しい行動教会の前の道にある花壇を掘り出した夫婦。折野夫婦の娘・美紀の誘拐事件。しかし家にいた美紀。誘拐事件を否定する折野夫婦。花壇に埋められたセントニコラスのダイヤモンドの靴で揺さぶりをかける御手洗。御手洗の先を越そうとし事故を起こした折野夫婦。折野の義弟・関野の犯行。消えたセントニコラスのダイヤモンドの靴。
御手洗シリーズの長編。あらすじを読む限りでは、前作のロシア幽霊軍艦事件のような歴史ミステリーに感じたが、これは正統派のミステリー。殺人事件を扱った話ではない。
時たま見せる御手洗さんの優しさが光る長編。御手洗シリーズでは珍しい、300ページ弱の長さで読みやすい。
島田荘司(というか御手洗)らしい良い話だったです。ダイナミックなトリックも相変わらず。最後の展開はある意味容易に想像ついたけど、やっぱり御大の文章で読むと無条件に感動できる。まぁあんな靴を託された池田先生の心中いかに、はちょっと思ったけど。
「占星術殺人事件」の直後、御手洗と石岡のもとを高沢秀子という老婦人が訪れる。最初はひやかしの客かと思われたが、秀子の知人・折野郁恵の話を聞いた御手洗は「これは大事件ですよ」と断言する。教会への礼拝中、雨が降り出すや郁恵は顔面蒼白となり、その場に倒れ伏したというのだ。その奇妙な行動の意味とは?ロマノフ王朝から明治政府に贈られた“ダイヤモンドの靴”を巡り起きた事件を御手洗の推理が解き明かす。
御手洗潔という、ある意味エキセントリックな名探偵が、なぜ魅力的なのかを物語るような物語。いい話だね。わかりやすいしきれい。手品のあり方として、「後か前か」しかないわけだから、基本に忠実で、きれいに飾り付けがしてあって、飾りをとるとしっかりしたそこ味が見えてくる、まさにデコレーションケーキのような作品。おいしかった。
2007/11/11
大好き、島田さんっ♡♡
この方は日本の推理小説界で、本当に大きな存在だと思ぅ☆★
(ちなみに、私がミステリーにはまるきっかけになった
綾辻行人さんを世に送り出して下さった方です♡)
御手洗潔(みたらい・きよし)君の変人っぷりから(笑)、
名探偵としての腕前・そして彼独自の世界観、優しさ。
久し振りの御手洗シリーズにめろめろです♡
島田さんの本は、本格ミステリとしても面白い本ばかりだし、
シリーズ物としてもほんとに好き♡♡
でもほんと、どうして御手洗さんはこんなに変人なんだ。。笑
……そんなところも好きだけど♡(*≧m≦*)
(2007.05メモ→2010.04ブクログ)
内容は、石岡さんと出逢ったその後くらいなので、話としては古い話です。
だからまだ御手洗さんを良く知らない頃の石岡さんが面白いです。
人間って慣れが必要ですね。
ページ数としては短いので2,3時間ぐらいで読めるお話です。
偶然が重なって事件になったもので、最後は御手洗さんらしいというか。
純粋な人間に対しては優しいですよね。
彼だから出来る事、彼だから出来た事。
クリスマスに読んだら、ちょうど良かった話かもしれないです。
たまには殺人のない話もいいかも。
御手洗シリーズ。
女性に厳しい御手洗さんだけど、無垢な少女にはやさしい。
せっかくなのでクリスマスに読んで、あたたかい気持になってほしい。
『数字錠』に通じるニュアンスの、純真なものに対するやさしさは、御手洗さんの犬好きと関連してるのかしら。
「好き」という意味では氏の作品でコレが一番かな。
コレを読んだ直後にエルミタージュ展に行った所為もあるかも・・・。
「占星術殺人事件」の直後、御手洗と石岡のもとを高沢秀子という老婦人が訪れる。最初はひやかしの客かと思われたが、秀子の知人・折野郁恵の話を聞いた御手洗は「これは大事件ですよ」と断言する。教会への礼拝中、雨が降り出すや郁恵は顔面蒼白となり、その場に倒れ伏したというのだ。その奇妙な行動の意味とは?
ロマノフ王朝から明治政府に贈られた“ダイヤモンドの靴”を巡り起きた事件を御手洗の推理が解き明かす。
新規購入ではなく、積読状態だったもの。
2011/1/1~1/3
「占星術殺人事件」の直後に起こった事件をウプサラにいる御手洗が回想する形でストーリーが展開される。ロマノフ王朝から明治政府に送られたセント・ニコラスのダイヤモンドの靴を巡る事件。相変わらずの御手洗潔の御手洗っぷりが満開である。「鹿男」につづいて、今年の読書は良い感じでスタートできた。
老婦人の話す事は寄り道ばかりで、業を煮やし始めていた御手洗探偵と石岡君。話を聞くにつれて、「これは大事件だ」?!ロマノフ王朝、エカテリーナのダイヤモンドの長靴は本当にあったの?
あったのならどこへ行ったの?
ウプサラ大の教授たちの集まるカフェでのクリスマス談義とクリスマスの夜にミタライキヨシが
話す心優しい奇跡?
御手洗潔シリーズ。季刊・島田荘司Vol.03に入っていたもの。珍しく女性(少女も含め)に優しい御手洗さん(笑) 『数字錠』『最後の一球』に通じる、悲しさもあるけれど御手洗さんの優しさに心温まるミステリ。

世間話の中から事件を拾い上げる御手洗。説明を聞けば納得もしますが、どうしてそういう風に思考が働くのか、相変わらず謎です。
事件そのものよりも、事件に対する御手洗の姿勢、というか、接し方というか。ほん...






