荒俣宏の裏・世界遺産2 イギリス魔界紀行 ――妖精と魔女の故郷へ (角川文庫 あ 10-12 荒俣宏の裏・世界遺産 2)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.52
  • (2)
  • (10)
  • (7)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 115
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041690406

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 荒俣宏が怪奇と幻想の息づく国、イギリスについて語る本。ストーンヘンジやアーサー王、幽霊ツアーまで、真面目に研究する方々と会い、考察していきます。

  • 「イギリス怪奇物語」(出口保夫)を読んで、不思議の国としてのイギリスに興味があります。魔法を感じさせる場所が今もこんなに残されて、大事にされているのですね。

  • w

  • ハリポタ特集だったNHKの番組2つ分のもうちょっと細かいところの補足+。
    レイラインとかゴーストバスターズとかストーンヘンジとか。
    グレムリンについてなども。

    相変わらずの知識で面白い。
    オカルトっぽいことをしっかり研究するイギリス人の変人さとかも面白いけれど、作者自身も結構なものな気がする。
    あと本収集に本気でお金も時間も掛けている点がすごい。

  • 博覧強記の荒俣先生によるイギリス紀行、魔界って…(笑)。妖精と魔女の故郷の神秘的な風土と伝説について、レイラインやストーンヘンジをはじめとしてわかりやすくまとまっており、写真も多い。

    ところで、途中で、新しい(20世紀の)妖精として紹介されている「グレムリン」(第二次世界対戦時にイギリス空軍機にまつわる話)に関しての記述は、稀覯本に詳しい荒俣氏らしいなぁと感心させられた。珍しい、ディズニーの「グレムリンズ」本やら、何より、実はもとをたどれば、あのロナルド・ダールが(作家以前に、彼は空軍パイロットの経歴がある)関係していたというのは、何とも興味深かった。

    とにかく、神秘、魔術、怪奇にまつわるイギリスらしいスポットを案内されていて面白い一冊です。

  • やっぱり島国ってのは独特なのかしら。

  • 関連のテレビ番組もみました。やっぱりイギリスは、不思議な国なんですね。ヨーロッパの田舎?ある種の異文化圏だったのでしょうか。荒俣さんと旅がしたいです。

  • 挫折しちまった…。

  • 小学生的な好奇心により。それにしてもなんでイギリス人てオカルト好きなんだろう。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

作家・翻訳家・博物学者。京都国際マンガミュージアム館長。
平井呈一に師事、平井から紹介された紀田順一郎とともに、怪奇幻想文学の日本での翻訳紹介に尽力。のち活動の幅を広げ、博物学をはじめとして多ジャンルにわたって活躍。
主な著書に『妖怪少年の日々』、『帝都物語』シリーズ(ともにKADOKAWA)、『世界大博物図鑑』(平凡社)、『サイエンス異人伝』(講談社)、『江戸の幽明』(朝日新書)など。『怪奇文学大山脈』Ⅰ~Ⅲ(東京創元社)を編纂。

「2021年 『平井呈一 生涯とその作品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

荒俣宏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×