午前零時の玄米パン (角川文庫 む 5-15)

著者 : 群ようこ

• KADOKAWA (2003年4月25日発売)

感想・レビュー・書評

[obaketanko0823さんの感想 · 2011年9月24日]

今でも思い出せる一冊
一瞬、椎名誠を思い出させる。

[kajikacheechanさんの感想 · 2011年1月6日]

椎名誠さんの会社で事務員だった群ようこさんのデビュー作。
オンナ椎名誠などと呼ばれた時期もありましたが、純粋で猫好きで、物事を面白おかしく見つめる視点がユニークかつ大胆、秀逸。
「かもめ食堂」などの原作でも知られ、ほのぼのした暖かみを感じられます。

[marinorosさんの感想 · 2010年9月11日]

先日読んだ「贅沢貧乏のマリア」も大笑いだったけど、
この本！めっちゃおもろい！！！

自分の周りで巻き起こる出来事や、自分のことを素直に時に自虐的に書いていて
豪快ですっとばしてるぅ～(*≧∀≦)

ご本人は、「このデビュー作を読むととてつもなく恥ずかしい」とあとがきに書いてあります。
うん、これだけぶっちゃければ確かに恥ずかしいわ（笑）

私にとってエッセイとは、小説などとは違い、ゆっくり読むものでしたが
これはおもしろすぎて、ゆっくりなんて読んでられませんでした。
絶対おすすめです！

いやぁ、群ようこ恐るべし。
大好きになりました！！！

著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」