目薬キッス (角川文庫 あ 14-9)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041745106

作品紹介・あらすじ

沢田将、15歳。親父は死んだお袋の妹と再婚し、兄貴は五反田に一人アパートを借りて司法試験の勉強をし、今の母親は、おめでた…。普通の家族のようで、実は複雑だ。学校では"オレンジグループ"を名乗り、裏門から5分の大衆食堂・藤丸でうだうだしている。僕、岡崎、笹本、コンドー、真弓、あかね、雪子、かよ子の8人。違う個性が心地よかったのに、ふとしたきっかけで分裂してしまった。好きになったり失ったりで僕らは勉強する間もないくらいに揺れていた。人生で最も不安定な季節を、みずみずしく描く、著者初の長編小説。

感想・レビュー・書評

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  • みずみずしさが書かれていて、はっと感じさせられるような話でした。

  • 「最後に……この先、ずっと、卒業できない永遠の落第生、三年C組、笹本武に、大馬鹿とののしりたいと思います」
    (本文より)





    すごく面白かった。

    中学生という生き物が私は大好きだ。
    自分も数年前までは「そう」だったというのに。

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著者プロフィール

音楽プロデューサー、作詞家、放送作家。AKB48グループや坂道グループのプロデューサーとしてそのほとんどの曲の作詞を手掛ける。また2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事を勤める。
美空ひばり生前最後のシングル「川の流れのように」を作詞。

「2020年 『あれから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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