着信アリ 2 (角川ホラー文庫 101-2)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041745168

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  • 日本中を恐怖のどん底に落とした、死の着信。不気味なメロディを奏で人の死を予告するそれは、中村由美の事件を最後に終息したものだと思われていた。しかし、それから一年後再びあの着メロが流れ、人々を死に誘い始めた。 着信アリの続編である着信アリ2。前作の登場人物がちらほら出つつ、今度は待ったく別の登場人物で物語が繰り広げられる。続編なので、前作ほどの新鮮味は無いかな。前作は死の着信がかかってきて、その時間に死ぬというのが強烈で恐ろしかったが、ちょっと慣れてしまって今回はそこまでではない。前作は死の着信自体の謎が解明されていなかったため、全容がつかめず不安な雰囲気を纏っていたが、今作はもうその謎が解明された後の話なので割りとあっさりしててちょっと物足りない。私の中ではホラーは「何者か分からない、だがしかしそれが自分に危害を加えるという雰囲気」というのが重要なので、そこが早々に解明されたのは残念だな。 結局前作の美々子の存在も霞んでしまった感じだし、どうしてそうなった感はぬぐえない。

  • ストーリー展開も含めて前作の「着信アリ」のほうが楽しめた。
    携帯電話にかかってくる死を予告する着信。
    表示されている時間は、そのまま自分の死の時間を示している。
    そんなところに少なめとはいえホラーっぽさを感じていたのだけれど。
    「着信アリ2」では、そもそもその設定自体を崩してしまってる。
    一番怖さを感じたのは身代わりとなって呪いを受けた恋人が残すひと言だった。
    「まためぐりあえるよ・・・」
    生まれ変わったら的な意味なのだろうけれど、呪われて死んでいく人にそんなことを言われたらかなり怖い。

  • 弟が買ってきて,暇なので読んでみた。前作のほうが面白かったです。これはちょっと…ひっぱりすぎやろっ!ってツッコんでしまいました。

  • 1が良かったので2も読んでみた。
    けど、前作のような好感は持ってなかった。

  • ありがとう、なんて綺麗なことば。彼は彼女の手を離し、振り返ることなく行ってしまった。(綺麗な愛と、泣けるホラー!)

  • (2005/1/8(土))

著者プロフィール

音楽プロデューサー、作詞家、放送作家。AKB48グループや坂道グループのプロデューサーとしてそのほとんどの曲の作詞を手掛ける。また2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事を勤める。
美空ひばり生前最後のシングル「川の流れのように」を作詞。

「2020年 『あれから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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