言葉の虫めがね (角川文庫)

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著者 : 俵万智
  • 角川書店 (2001年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041754061

言葉の虫めがね (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 脳みそほぐしに。

    きざし来る悲しみに似て硝子戸にをりをり触るる雪の音する 
    (松田さえ子)

    こころみにお前と呼ばばおどろくかおどろくか否おどろくか否
    (岡井隆)

    <あい>という言葉で始まる五十音だから傷つくつくつくぼうし
    (俵万智)

  • 始めの何頁かが面白くて思わず購入。
    筆者の、冷静な言葉への眼差しがとても心地良かった。
    否定するんじゃなくて分析する。
    変化を悲しんで昔を懐かしく思うだけじゃなくて、何がどう変わったのか考える。
    その心は真似したいと思った。

    ただ、第二章で短歌の話になってからはなかなか興味がもてず、なんとなく流し読み…
    短歌も彼女が作ったものならいいけど、昔のやつはまず読み方がわからないという。その意味を全部調べてまで読む気力を持ってこの本を手にとった訳ではなかったので…すいません。

  • 日本語は面白いな。とか弁。
    超なんとか、なんてすごい言葉だ。
    面と向かって電話する、とか。
    相手の立場を尊重し、相手の習慣に合わせていこうというその姿勢こそが日本人的なんですよ。思いやりの思想なんです。麗しい。こういう伝統的な日本の行動様式は守られるべき。
    強烈な成る沈むも無意識だからこそ、美しい。無意識になったとき、最もその才を発揮した石川啄木はやはり天性の歌人だった。
    思いきりみじめな自分、どうしようもなくダメな自分、その像を短歌にすることはある意味で自虐的な行為と言えないだろうか。
    大人になるにつれて、人は夢を見ることを忘れてしまう。あるいは無理に忘れようとする。夢がかなわなくて辛い思いをするぐらいなら、はじめから夢を見ない方がましだと考える。夢を見ることは、勇気のいることなのだ。

  • 2001年7月3日購入。
    2010年1月14日読了。

  • 若者言葉について目からウロコ。新種の人種が使う言語ではなくDNAレベルまで染み込んでた日本人らしさの発露だった、と。
    そっか〜!

  • さすが歌人。そしてさすが元教師。言葉に対する考察も面白いし、「みだれ髪」などの短歌の現代語訳が感動的。

  • 日本語論の先駆け??けど、そんなに堅苦しくないのに、やっぱりこの人は言葉のプロだなーって感じる。

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