東京困惑日記 (角川文庫 は 9-3)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041762035

感想・レビュー・書評

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  • 安定のムネノリ

  • 久々の原田宗典だったが、今でも全然笑える。

  • お堅い本を読んだ後に脳内をニュートラルにするのには原田くんがちょうど良い(笑)
    世代的にはちょっと上にあたる原田くんであるが、言葉のセンスというか文体というかトホホなストーリーがボクには絶好球のストライクなのである。

    なにせ、いい大人であるにもかかわらずビローな話をここまでパンパカパーン!と書き切れる潔さがたまらない。

    本作は、そんな原田くんの中学・高校・大学といった学生時代のトホホなエピソードを綴ったエッセイである。
    人前では読めません(笑)

  • 【本の内容】
    “なるほどこれはおもしろいのである”と、困ったことにかけては世界一、恥ずかしい体験にかけては宇宙一のハラダ君も笑っちゃう極上の秘話を一挙公開。

    床屋で撃沈、銭湯で玉砕などなどたっぷり、ねっとり読ませます。

    この本を読破すれば、自信のない人、ネクラの人、夜尿症の人も、たちどころに元気一杯ムンムンムレムレ状態になることまちがいナシ!のスーパーエッセイ集。

    [ 目次 ]
    歯がイタイ
    床屋をめぐる困惑
    男はそれを我慢できない
    ミョーな奴は銭湯にいる
    肉マン地獄の夕べ
    ビロウな話
    性に目覚めちゃう頃
    理由なく反抗
    楽しきビンボー生活
    ヒースロー困惑記
    エッチで悪いか
    喫茶店秘話
    ファッションが何だってんだ
    香港サウナ悶絶記

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 这书吹笑了我在电车。他,作者是变态。特别,‘大便的话’和‘性的话’。

  • 男子便所の個室で、
    「おじさんはなにしてるのー?」「おじさんもうんこだよお…」(うろ覚え)のくだりで爆笑。ちびっこ偉大。

  • 安定した笑いを誘います。

  • 軽く読めるけれど内容はそれほど面白いと感じられず…。つまらなくは無いけれど爆笑するほどでも無く。
    『喫茶店秘話』のピーナッツの販売機は喫茶店でコーヒーを頼むとサービスでナッツの小袋が付いてくる地域に住んでいるのでちょっと実物が見てみたいです。世の中にそんな販売機があったとは。

  • エッセイ嫌いの私が久々に読んだエッセイ。
    失礼ながら、エッセイってこんなんでいいんだっけ?とりあえず爆笑だけど、こんなんでいいんだっけ?と困惑してしまう。一番身をよじって読んだのが「ビロウな話」。いわゆるシモネタ、汚い話である。しかし、どんなにすまして生きている人でも、これを読んだら笑いが止まらないはず。だから電車の中など、人前で読むのは辞めましょう。何とな~くつれづれな午後に、部屋で寝転んで読みましょう。著者は午後2時から7時の間に「なあ~んにも考え」ずにエッセイを書くらしいので。

  • 古本市で購入した本、上梓されたのが20年も前ですから取り上げている話題がひと昔前のものですが、原田さんとそう変わりない年代なのであまり違和感はありませんでした。

    それにしても、この本は待ち時間の合間に読むには肩が凝らないのでいいだろうと読むのはいいのですが、読む場所をわきまえないと大変なことになります。・・・といいますのも、内容が抱腹絶倒という表現も大袈裟ではないほどの刺激に満ちたものなので、大勢の前で読んでいると突然吹き出しそうになるのこらえなければならない、といった難行を強いられることになるからです。私もうっかり通勤の電車の中で読んでいて、笑いをこらえるのに必死でした。
    お笑いのセンスはともかく、学生の頃の話で特に懐かしかったのは「純喫茶」という表現とそのお店の様子を描いた場面。確かにその頃の「純喫茶店」は薄暗く、各テーブルに電気スタンドがありましたっけ(彼はこれを女物のパンツみたいな色をしたエッチな感じの・・と巧みに表現しています)
    何せ今じゃ街中の喫茶店はどこもかしこもスタバかドトールか、ですから表通りに面していて入りやすくなったのはいいけどねえ・・と、喫茶店秘話の章を読みながら、喫茶店今昔風に比べて思うのでした。

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著者プロフィール

作家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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