ビンゴ (角川ホラー文庫 12-19)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 294
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041789827

感想・レビュー・書評

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  • クラスメイト全員が森の中で百物語を始めたことをきっかけに、ストーリーが始まる。
    終盤を迎えた百物語で、不気味な体験をする。そこから、“BINGO”をキーワードにクラスメイトが次々に死んでゆく。。。

    なぜ呪われてしまったのか、それを読み解くのもとても興味深く、どんどん読めてしまう。
    さらに、最後のクライマックスでは謎が解明するも、さらに心打たれるストーリーが準備されていて、とてもじぃんとくる1冊だった。
    とても良い作品だと思います。

  • 映画化される気がしたけれどしない。

  • 自殺した女生徒の怨念か。
    教室の席順がビンゴゲームに見立てられ、
    タテ・ヨコ・ナナメのどれか一線が揃った時
    「ビンゴ!」で生徒が一気に死ぬ!?


    ビンゴで人が死ぬという設定は怖いです。
    その設定に惹かれて読んだものの、
    あまり生かせてない様な気も・・・
    中盤にはもうビンゴ関係ないし(´ω`;)

    最後の方は、さして怖い要素もなかったような・・・

  • 私の中のホラー作品の中ではダントツの一位。
    ビンゴ感覚で人が死んでいくと言う過程にはゾワゾワする。
    女性の恨みが元になっている事が多い気がするホラーの中で、それとは一味違っているところが私は一番好き。
    怖いけど好き。

  • もう、これ、むちゃくちゃすぎるっ!
    だいたい、ちょっと、気に食わないヤツがいたとしても、クラス全員が、リンチ殺人に加担するなんて、ありえないよ〜!
    そこに、幻影の教育実習生やら、卓とその妻が、実は、という展開も、えぇ〜、そうなの〜??と驚きを隠せないのだ。
    どんどん勢いを増して、重大な結末が明かされてゆく。
    あまりにも酷く、そして、悲惨な事件が、普通に行われていた事実に唖然とするばかりである。

  • 怖いけど面白かった。
    最後のほうで全てが繋がった時にすごく感動した。

    Thanks to F.K.

  • 低俗ホラー。なんか読んでて失笑してしまう。一応見せ場は作ってるある感じ。

  • 映画のホラーは大嫌いだが、本は大丈夫。
    頭の中で想像するとヒヤヒヤとした怖さを体験できる。
    夏に読んだので、すずしい夜を過ごした。

  • ホラーはあまり読まないんですが、本の背表紙を読んで購入。なかなかえぐい。ホラーが大丈夫な人お勧めです。でもちょっと読めるかも・・・

  • 出版社 / 著者からの内容紹介
    みんなからいじめを受け、ヨリコが自殺した。彼女の死から一ヶ月後、クラスメイトがひとりづつ変死を遂げる。しかもその死の前にかならず、黒板や運動場に謎の字が浮かび上がるのだ。戦慄の学園ホラー!

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著者プロフィール

東京生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送ディレクター、編成プロデューサー、 扶桑社書籍編集長を経て1990年より専業作家。
1986年扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』でデビュー。2009年10月発売の『蛍坂』が200冊目の著作。
2011年9月ライフワークの『魔界百物語』がスタート。100本の書き下ろしミステリーに挑む。

「2012年 『幻影城の奇術師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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